でがらしくらし

福知山で小屋を建てたり狩猟をしたり田舎暮らしをしたりな日々を綴っていきます

【閲覧注意】ふし穴ふたつ

いらすとやシカ親子

・数日ぶりにシカゲット。したはいいんですが、今日は水曜日ですなあ。
P_20190710_052526
今シーズンの有害鳥獣駆除開始以来、偶然ですが毎週火曜日にゲットしてきてて週1ペースを維持していたんですが。
いやさ、先週木曜日の惨劇。あんなものは年に1回起こるかどうかの不幸な事故。捕獲はならずとも片腕もいだんだから実質こちらの勝利。すなわち週1頭以上のスコアをキープしていると言っても過言ではないかと。
ならばよし

・ワナの掛かり具合。
P_20190710_073518
あーぶーなーいー。
爪先にギリギリ引っ掛かってる状態。これこそよく千切られなかったものです。
ここに設置しているワナの踏板は、普段はもーちょい上の方までワイヤーを跳ね上げてくれるんですけど。設置位置が悪かったのかな。反省。

それにしても、めっちゃ木に絡みついてくれましたなあ。発見時にめちゃめちゃ暴れ倒してくれてたから嫌な予感はしてましたが。
頑張ってほどいた結果がこちら。

P_20190710_073708

ぐはあ。
ここまでクッチャンクッチャンにされるのも珍しい。ていうか最近珍しい事例のオンパレードやんけ。もっと普通に大人しくお縄に付けと言いたい。

・そう、珍しい事例すなわち先週の惨劇。アレと比較すると、何故に今回無事だったのか。
<獲物のサイズ>
 でっかい。すなわちパワフル
<地勢>
 前回に比べれば、まあ傾斜地
<ワナでくくった位置>
 爪先。前回は手首(正確には違いますけど)
<ワナの損耗>
 前回無傷で今回全損。それだけ負荷が掛かりまくった証拠

ぬう。今回逃げられてた方がまだ納得できる話です。いやできませんけど。
ていうか、前回で駄目ならシカという種族をくくりワナで捕獲すること自体が不可能、てなるくらいにイージーな状況でしたというのに。
何ー故ーだー。
マジで年1回の不幸なノルマなのか。呪いか。のろいのノルマ、略してのろマってか。草も生えん。

・気になる点を挙げるなら、ワナでくくった足が前回は後ろ足で今回は前足、という事でしょーか。
イマジン。
前足がくくられてる状態で走って逃げようとしたら、つんのめってひっくり返って、衝撃はシカの全身や地面に分散されます。
一方、後ろ足がくくられてる状態で走って逃げると、くくられている箇所一点にドカーンと衝撃が集中します。
そう考えると、後ろ足をくくった前回の方が足が千切れる可能性は高かったと言えますが、
けど今まで獲物を後ろ足でくくった事なんてなんぼでもあるっちゅーねんというワケで、疑問は解けることなくふりだしに戻る。

あんた、足を千切って逃げるほどのパワーは無いじゃろがい、と。
必死こいて逃亡に成功したシカからすると余計なお世話でしょうけど。気になるものは気になる。

・そんな感じでグチグチ疑問を口にしてたら。パイセンから一言。
「まだ体が出来て無くて、骨格が弱かったんじゃないの」と。

・・・おお。
その発想はありませんでした。
なるほど、パワーは無くとも体が脆いせいで、ちょっと気合入れて頑張ってたらうっかり千切れちゃったー、みたいな。真偽は分かりませんが、そーゆう理屈なら納得できるかもしれません。

それではそれはそれとして。
質問:今後、先週のような悲劇を回避するにはどうすればよいか?
回答:後ろ足ではなく前足がワナに掛かるように頑張る

分かっとるわぃンな事。
より商品価値の高い後ろ足(モモ肉とか)を守るために、前足でワナを踏むよう日々精進してるんですけどねー。もういいや。年1ののろマで。

御同業と出会った朝のこと

・今朝、見回りにて最初の現場の近く。
そこには猟期外にも拘わらずカモを狙うハンターの姿が・・・!
そのスクープ画像がこれだ!

P_20190705_050150

判り難っ!

・説明しますと、画像の真ん中あたりに元・田んぼの水溜りがありまして、そこに一週間ほど前から2羽のカモが毎朝いるようになってました。そして今朝、どこから来たのか黒猫様がそのカモ達をじっとねめつけてるシーンに出くわしたわけですね。
はい、道にいる黒いのがカラスとかじゃなくて黒猫様です。まるで僕のカメラワークが悪いみたいな誤解を生みかねない画像で申し訳ない。

カモを狙ってるとか言いましたが、まあ実際には水溜まりに飛び込んでまで捕まえることはないと思いますけど。カモもそれを解ってるのかめっちゃ悠々としてます。
そんな処にお邪魔して済みませんが、自分そこの右上奥の林の中に用事があるんですけれども。
数歩近付いただけで飛び立つカモズ。ふてくされた様子で立ち去る黒猫様。なんか御免なあ。

・ワナの見回り結果は残念ながら空振り。次の現場へ向かおうと出発してすぐ、さっきの黒猫様と再会。
P_20190705_050539
あらキュート。こんなに黒猫黒猫した黒猫様も珍しいかもしれません。

しかしマジどこから来たんかな。この辺りでネコを見るのは初めてです。偶々3年間これまで遭遇しなかっただけなのか、旅ガラスならぬ旅ネコなのか。
まあくくりワナに掛からないように気を付けて下さいね。
ネコの体重では動作しない(ハズ)ですし、仕掛けてる周囲が水っぽい所だから近付かないとは思うんですが。
万一掛かってケガとかしたら?
その時は責任取って一生面倒みますよゲッヘッヘ。

・それはそれとして、ここの次の次の現場に着いたら。
P_20190705_052113

またかあああああああああああぁぁ。
昨日の記事で自分書きました。捕獲を確認したうえで逃げられた時の悔しさは、単に知らないうちに逃げられた時の比ではないとか云々かんぬん。
なら逆説的に、昨日の今日ならこんな結果を笑って済ませるのかというとンなワケあるか。

・でも意外とそーでもないことも無きにしもあらず。シカが居ることを確信出来て勇気づけられることだってあるのです。

その後も全部空振りで意気消沈しつつ、最後のチェックに訪れたのは昨日の例の現場。もう一度ゲットは難しかろうと思いながらも同じポイントに設置し直したワナですが。
P_20190705_062239

うおおおおおおおおおおおおお!?
踏んでるやんけ!
気配濃厚だとみなした僕の判断は間違っていなかった!
みwwwwなwwwwぎwwwwっwwwwてwwwwきwwwwたwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
これは、もしかして、もしかすると、もしかするぞ!?
明日以降への期待が高まりまくりです。

「いや、今日獲っとけよ」

「・・・はい」


・見回りを終えてもまだ出勤まで余裕があったので、新たな設置場所を求めてまだチェックしてなかった既知の狩場へ。というかここが未チェック最後の箇所です。最後にして最終兵器。いや最終現場。
P_20190705_064855
足を踏み入れた途端に耳をつんざくようなシカの警告音。さすがは最終現場。こんなにシカの声を聞いたのも久しぶりです。やっぱ半端ねぇなココは。

何故そんな好ポイントを最後まで放置してきたのかと申しますと。
上の画像で一目瞭然、こちらは結構な傾斜地の人工林でして。つまりはシカやイノシシがワナに掛かったとして、吊り下がってケガしたり足千切って逃げたり死んだりしないような平坦地なり足場なりがあまり無く、つまりはワナを設置できる場所が少ないのです。
しかるに、シカどもはそんなこと気にするはずもなくあちこち縦横無尽に歩き回りまくってまして、獣道が網目の如く形成されているのです。まさに交通網。
そんな処にポツリポツリとワナを設置したところで、掛かるかどうかは正に運任せな狩場なのです。

ボトルネック、とこの場合言っていいのか分かりませんが、とにかく獣道がある程度収斂している箇所もあるにはあるのですが。しかしそこに辿り着くまでには傾斜に沿って細い獣道をえっちらおっちら100mは進まねばならず、しかも途中何本か倒木をくぐったり乗り越えたりしていかねばならず。
そんな処にワナを設置して首尾よく獲る事が出来たとして、獲物を運び出すのに僕が死ねるワケですねこれが。運び出しに時間をかけるのは肉質に良くないからとかそれ以前の問題。キッパリと無理。二人がかりなら違うんですけど、無いものねだりはしないが得。

・閑話休題。
とにかく他所の現場とこの現場、シカが必ず踏むけどいつ来るか分からない処に仕掛けるか、シカが必ず居るけどいつ踏むか分からない処に仕掛けるか。どっちもどっちな勝負ではあります。普段なら。
ただ今日来てみて他所とダンチなシカの数にちょっとビックリしたくらいですので、これは目の薄い現場は幾つか撤退してここに注力したほうがずっと良さそうですな現状だと。この週末はワナの引越し作業と洒落込みます。

そんな風に判断した途端、外すつもりのワナを見に行くと空弾きしててあと少しで獲れそうやんけグギギとかなって決意が鈍るのが何時ものことなんですが果たして今回はどーなることか。

【閲覧注意】ぐああああああああ

・今回の予告画像。

9701e3d4


・今日も今日とて朝の見回り。
現場の一つへ近付いていくと、茂みの向こうでガサガサと物音が。覗いてみたらば、思った通り。
P_20190704_061435
よっしゃよっしゃ。2週間足らずで3頭目。まあ僕にしてはまずまずのペースではありますまいか。

即・止め刺しとはいきません。まだ見回りは残ってますし、他の猟師さんからの連絡次第で会社への搬入スケジュールを調整したり色々ありますので。
結局止め刺しに来たのは1時間ほどしてのこと。
準備万端整えて現場へゴー。もうじき獲物の姿が見えるという辺りで、なんか「バキッ」みたいな異音がしたよーな。更に近付いていくと、ガサガサ音がなんか遠い、というか遠ざかっていくよーな。
そして現場へ到着すると。
P_20190704_080010

ぐあああああああああああ。

ワナを踏んだけど掛からず空弾きされたとか、掛かってたけど脱出されてたとかは稀によくある事ですが、その悔しさ無力感に慣れる事はありません。ましてや、捕獲した姿を肉眼で確認した後に逃げられた今回のような場合の気持ちはどう表現したら良いのか。
敢えて迂遠な言い回しをするなら、目の前に降ってきた万札がそのまま側溝へ没シュートしたかのような。
うーん遠いなー。

・自前のワナで捕獲を目視した後に逃げられるのはこれで三回目です実は。
止め刺しに戻ってきたら既に逃げられてたことが一回。
止め刺ししようとしてる最中に足をぶっ千切って逃げられたことが一回。
今回の、止め刺しせんと近付いていったら逃げられた状況は丁度それらの中間ぐらいでおさまりが良いと言えるかもしれません。
言えたからどーだって感じですけどksg。

あーでも狩猟3年のキャリアで3回目の事態ということは、見方を変えれば1年1回のノルマを達成したということで厄落としが出来たと言えるかもしれません。
などと前向きな風を装ってみたり。カラ元気も元気(C)山本正之。うむ、元気出た。
出るワケありませんけどksg。

無理矢理よかった探しをするなら、イノシシや恋の季節のオスジカでないだけマシだったという処でしょうか。ヤツ等が相手だと、フリーになった途端こちらに突撃してきて最悪殺される可能性すらありますからね。実際にはそうならないように、ワナの掛かり具合をしっかり確認した上で更に別のワイヤーで固定したりと万全を期しますが。
とにかく今回は、僕自身がケガしなかっただけ幸いだと思って済ますことにします。
済むワケないですけどksgァァァァ。

・しかし何故に足を千切られたのか。
せいぜい20kgくらいの一歳程度のメスでパワフルでもないですし、地勢だって平坦ですし。そうでないなら分かりますけど。数日放置したならともかく一日足らずでとは。
締め付け防止金具がちょっとキツ過ぎた?あるいはワイヤーが丁度関節部分を締め付けて千切れやすくなってしまったか。もしくはその両方か。地勢が平坦過ぎて大暴れしやすかったのかも。ぬう、分からん。
取り敢えず、予備のワナと交換して掛け直しておきました。

こんなに荒れた現場に掛け直して、果たしてまた獲物が掛かるのかと疑問されるかもしれません。
それに対しては、まあ掛かる場合もある、としか言えません。
実際さして日を置かずに同じワナに掛かったことが、自分のワナでも他所の猟師さんのワナでも何回かありますし。
何より現在、馴染みの狩場は何処もどうにも気配が薄くて次の設置場所の候補地が見つかりません。平日朝は新規開拓する時間も無いし。
そんな中でこの場所は比較的気配濃厚な有望ポイントで、例え荒れた状況でもまだ他に移設するより見込みがありそうなくらいでして。

そんな希少なポイントで逃げるなあああああ。
どうして僕がこんな目に。なにかバチ当たりな真似でもしましたか!?(現実逃避)
スポンサードリンク
プロフィール

そぶりんけん

記事検索
タグ絞り込み検索
お問い合わせ
  • ライブドアブログ

お小遣い稼ぎならポイントサイトGetMoney! フルーツメール