・猟期終了まであと二日。
ラストスパートじゃないですけど今日も見回りをしていたら。
法面の中腹に仕掛けたワナの、その麓に踏板が転がってました。

こーゆうのは稀によくある事で、ワナにかかった獲物が暴れてる際に蹴っ飛ばされたりするのです。
しかし今日は獣が居る気配が全くしないので、これはワナに掛かりはしたけど逃げられた予感。
実際、えっちらおっちら登ってみましたが影も形もありませんでしたことよ。

・ワナを掛け直したところで残り一日、流石に今日の明日で掛かりはすまいと思いますが可能性は無きにしも非ずなのでやるだけやっとこうと思いつつワナを手繰り寄せてみたら、なんかおかしい・・・?
20170314_065021
回収した、ワナの残骸。
中央下、ワイヤーの先に付いてる金色の部品がお判りでしょうか。
これは「よりもどし」と言いまして、上下が自由に回転してワイヤーがよじれるのを防ぐ部品です。
その先、ワイヤーとバネで構成されたくくり部分がキレイさっぱり無くなってました。
ワイヤーをかしめてる金具がすっぽ抜けた様子ですねどうも。
(残ってる方のワイヤーの輪っかの根元にある部品)

・ワナに掛かった獲物に逃げられるパターンというのは幾つかありまして。
 〇掛かりが浅く(蹄の先とか)普通にすっぽ抜ける
 〇ワイヤーをちぎって逃げる
 〇足をちぎって逃げる
 〇ワナをくくり付けた木を折って逃げる
などが挙げられます。
そして聞いて驚け、自分はこれら全てのパターンに遭遇してるんですけれども、かしめが外れて逃げられるというのは今回が初めてですガッデム。

少なくとも一度は獲物を捕らえたワナなので、傷んで緩んでいたのかもしれません。
或いは、僕自身がまだ不慣れな頃に修理したワナで、かしめ具合が足りなかった可能性も。
ていうかそれが一番有り得そーな気がしてどうしたものか。

ちなみに
 〇ワナをくくり付けた木を折って逃げる
なんですけれども。
自分が遭遇した時の獲物は、80キロくらいあるクッソでかいイノシシでした。
正確には木を折っていなければ逃げてもおらず。
根を掘り起こして押し倒してはいましたが、流石に木を丸ごと一本引きずって逃げるパワーは無く、その場に留まっていました。
とは言え、暴れるたびに微妙に木がズルズル動いてスリリング極まりない状況ではありましたが。

・今回持ってかれたくくり部分のワイヤーの長さは2メートルくらいありまして。
そこらの木に引っかかって動けなくなっていやしまいかと周囲を捜索してみましたが気配がなく断念。
どこか知らない遠くで身動きとれなくなって死んでしまったりしたら勿体ない限りです。
ワナ代的にも報奨金的にも。
可哀想とかは最早言わない。




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