・有害鳥獣駆除が始まって一週間が経過した現在のスコアはシカ2頭。
自分にしては、上出来なペースではないかと自画自賛してます。
会社へ獲物を持ち込む猟師メンバーの中では断トツのドベですけど気にしません。
ええ、気にしません。妬ましくなんかない・・・・・・!

・肝心の報奨金が支払われるのは、昨年と同様であれば遥か先の11月。
臨時収入キターッとか思って散財すると痛い目を見るんですが。
それはそれとして、金!使わずにはいられないッ!

別に無駄遣いするわけではありません。
狩猟とか日常生活とかで欲しかったツールを購入するのであって、これ即ち必要経費。
故に無駄ではないのです。

・まずはソリ。

獲物を獲ってから迅速に会社へ搬入するために、なるべく車を停める場所から近くでワナを掛けるように心がけてはいますが、そうそう都合の良い猟場が見付かるわけでもなく。それなりに奥まで踏み入った所にも掛けざるを得ません。

で。
そんな所で掛かった場合、長い距離を引きずり出すのはしんどいのもありますが、獲物を傷めることにもなります。皮が擦り切れたり内出血したりするので。
そういった事態を回避し、かつ一人でも手早く獲物を引き出せるようにソリを購入しました。

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右が購入したソリ。
左は、軽トラに獲物を載せる際に使用しているトロ舟です。大きさ比較のために並べてみました。

ちなみに会社では、農業用の樹脂製貯水タルを半分に切って作ったソリを使用してます。
ただ、獲物を運ぶ際にはヒモで固定したり、軽トラへ積み込むにはトロ舟へ載せ換える必要があったりと使い勝手がやや不便に感じてました。
なので、トロ舟としてもそのまま使えるこんな感じのソリが欲しかった次第であります。

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こちらは強化パーツ。砂利道やアスファルトで使用する際にソリ本体へのダメージを軽減するためのもの。

要はかったいゴム製バーです。
なんで3本なのかというと、幅が1.5倍くらいある別サイズのソリと兼用の商品で、そっちだと両端と真ん中の3本を使用するので。
自分が購入したサイズだと両端に2本装着するだけでオッケーです。
・・・なんで3本取り付けてるのかというと、説明書をちゃんと読んでなかったからですが文句あるんか。

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取付中の光景。
この後、てっきり4本あると思いこんで穴を開けてしまいましたよガッデム。
このまま使うと穴から血が流れ出て荷台がえらいことになるので、取り付けビスで塞いでおきました。
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説明書。ハイ、3本入ッテ書イテアリマスネー。
でも取り付けビス類は20本ずつ、即ちバー4本分の分量が入っていた不具合。
これだからアメリカ製は!(八つ当たり)

注文したのが有害鳥獣駆除が始まる直前だったので、届いたのは昨日。実戦投入はこれからです。

・次は、狩猟用具ではなく私物というか日用品というか。
充電式の草刈機を購入しました。
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去年は、休みの早朝に草刈鎌で手刈りしてましたが、近頃なんか腰がアレな具合なので自愛のために。
エンジン式は混合燃料の管理が面倒なので充電式。庭草はごっついのは生えてないので金属刃でなくナイロンコードで可。
で、近所(でもないですが)のホームセンターをハシゴして、比較検討の末に購入したのがこちら。
選んだ決め手は安かったからですが文句あるんか。
購入前に一応ググってみたら割と評判よかったから、というのもあります。

今朝、さっそく使用してみました。
びふぉー。
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あふたー。
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大して変わってないやん、と思った貴方は、残念ながら・・・目が・・・・・・

コード式は使い慣れてないので手間取ったというのもあります。
60分の充電で30分弱使用可能。
途中一回充電して、およそ一時間ほどで一通り刈り終えられたので、予備バッテリーを一個買っておけば良さそうです。

手刈りの時は、毎週末早朝から3時間くらいやって一通り終わるのに一ヵ月は掛かってましたから、もはや効率は計算するまでもありません。やはりモーター様は偉大・・・!

・こちらは購入品ではありませんがついでに紹介。
止め刺し用のニューウェポン。ドイツDick社製のスティッキングナイフ
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左はこれまで使っていた狩猟刀。
緒元は、刃渡り/刃幅/厚み/重量=240/33/6/420。
社長曰く、大きく分厚く重く止め刺しには大雑把すぎた。そうです。なので支給品としてこちらが貸与されました。
えーでもこの狩猟刀を購入する際、社長もこれがいいとか言ってたような。
まあでも確かに取り回しはすごい楽です。
重さは3分の1ですし、刀身はステンレスで柄はプラスチックなので、使用後はジャブジャブ洗っておけばそれだけでオッケーですし。
刃渡りは18cmで、狩猟刀しか使ってこなかった身としてはどうしても頼りなく感じてしまいますが、50kgオーバーのシカでも止め刺しに全く支障はありませんでした。

ちなみに狩猟ナイフではなく、解体や精肉で使うブッチャーナイフです。
狩猟で使うのはもっとナイフナイフした代物でないといけないと思い込んでいたのですが。
なるほど、動けなくなった獲物への止め刺しオンリーなら問題ないわけですね。
元気いっぱいな獲物に対し、棒に縛り付けて槍の穂先にするとかの使い方は不可能ですので念のため。



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