でがらしくらし

日本全国(は無理)津々浦々レンタカー回送しつつ、福知山で小屋を建てたり偶には狩猟をしたり(多分)な日々を綴っていきます

2020年07月

…げる

・帰省なう。
久しぶりに実家のにゃんこ様に奉納品を献上してみました。近くのドンキで購入したパンとサーカス。すなわち食事と娯楽。
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娯楽の商品名はダンシングフィッシュ。魚のシャケを模したヌイグルミです。振動センサーで起動する機構が内蔵されていて、リアルな魚の動きを数パターン再現してにゃんこの狩猟本能を刺激するとか。
今まで差し上げてきたおもちゃはネコじゃらしなどの人が動かす系か、あるいは鈴入りボールなど自力で動かす系かのどちらか。自動で動く代物は初めてですのでどんな反応を示すかは未知数です。

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中身。思った以上にリアルな見た目にちょっとヒきます。
シャケとシェイクを掛けたのであろうLet’s SHAKE!ってキャッチコピーはナウなヤングにバカウケしそうなモダンなセンスが感じられます。目の付け所が最尖端みたいな。

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スーパーの鮮魚コーナーを模したっぽいパッケージングもこれはこれで。

充電中の様子。マイクロUSBケーブルは同梱されていましたけど自前のスマホ用充電ケーブルを流用。生のお魚なら丁度ハラワタ抜く辺りにあるマジックテープを開くと電源スイッチと充電口があります。
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充電が完了するまでおよそ1時間を要するとの事で、それまでどう間を持たせようかと思ってましたが、
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新しい空き箱に夢中になってました。
キャットタワーとかネコちぐらとか高い品を買ってあげたら本体よりも梱包用の箱にゾッコンとかよくある話。一抹の不安がよぎります。


何はともあれ充電完了。さっそく目の前に差し出してみます。
来て見て触って、
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突然動き出して飛ぶのくにゃんこ。
その後すっげー慎重に、しばらく様子を伺いながらニオイをかいだりしてましたが、
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気のせいと思ったのかおもむろにホールド。熱心に遊び始めました。
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あっれー動かないやんと眺めてて疑問しましたが次の瞬間にまた動き始めて
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張り飛ばされるダンシングフィッシュ。
また離れて様子を伺うにゃんこ。ウネウネと蠢く様子がまた絶妙にリアルでキモいんですけども。
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割とすぐに慣れたみたいで、その後は普通に夢中になって遊び倒してました。

しかしその様子を眺めながら感心した事に、うちのにゃんこは温室育ちで人間以外の動物と触れ合ったことがなくてTVの映像以外は窓の向こうの野良ネコや小鳥を興味津々眺めるくらいなんですけど、ちゃんとネズミをいたぶり倒すかのよーな肉食な遊び方を始めました。写真に納められませんでしたが噛み付いては放り投げたりバシバシ張り飛ばしまくったり。流石はケダモノ。

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こういうのもだいしゅきホールドと呼ぶんでしょうか。あるいは何とかプレス。どーでもいいですけど。蠢くダンシングフィッシュを抱きしめてるお陰でモーター音が結構やばいです。チョロQとかミニ四駆とかのタイヤを押さえ付けてる幼き日の思ひ出が蘇ってきましたよ。外側のヌイグルミがボロボロに破れるか中の機構が壊れて動かなくなるか。どちらが先かは判りませんけど長持ちはしなさそうではあります。先取りして合掌。
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疲れて眠るの図。まあ気に入って頂けたみたいで何よりです。

経過観察

・先日補修した長靴。取り敢えず3日間ほど見回りやら止め刺しやら草刈りやらで履き倒してみましたが、カケラも浸水する気配はないままでした。予後は極めて良好といっていいかと。拍手ー。色々と期待してらした皆々様には残念でしたなガッハッハ。
なのですが、患部を検めて診てみたところ。
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あらやだ。ちょっと剥離が始まってました。

もとより当面の間はこまめに重ね塗りを続けるつもりでしたので別に構いませんけれども。
剥がれかけてる部分は除去すべきかどうか迷いましたがとりあえずそのままで。接着剤を剥離面にもしっかり擦り込みつつ、前回塗布した部分を覆い尽くす感じで塗り塗りと。
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もっと大胆に広範囲に塗りたくってもよかったかも知れませんが、まあ今回はこの程度で。


長靴の穴を補修してみました

・先日草刈をしていた際、篠竹か何かの切り株が刺さって長靴に穴が開いてしまいました。
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足には穴は開かなかったのでセーフ。でもアウト。朝の見回り中、沢に踏み入るなどするまでもなく朝露がうっすら染み込んできて気持ち悪いことこの上ないです。
5月末頃に買ったばかりの新品ですのでショック。
このまま使い続けるわけには行きませんが、さりとて買い替えるのも勿体ないし。なので補修する方法はないのか調べてみました。

したら、100均の自転車パンク修理キットを使ったりボンドやセメダインを使ったりと、皆さん色々な方法で直している様子。同じ小屋ブログの地球生活NEOさんも黒ゴム接着剤を使った長靴補修の記事を公開されておられました。

・同…じ…?お前まだ自分とこが小屋ブログだと思ってんの?
そんなツッコミをされた画面の前の貴方。
おっしゃる通りですごめんなさい。
まあそんな事はどうでもいいですだってどうでもいいですから。とにかく仕事帰りにホームセンターに寄って黒ゴム接着剤なるものを探すつもりでいたのですが。話の流れで会社のパイセンにふと長靴修理について尋ねてみると、こちらの商品をお勧めされました。



何と何同士でもくっつくし強いし長持ちするし、なにより長靴の補修にも普通に使えるそうです。商品の説明書きにも、完全硬化後は弾力性のあるゴム状ですとあります。ほーん。
そして会社近くのホームセンターに行ってみたら、両方とも置いてありました。
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どーしたものかと一瞬考えましたが、ネットの中の見知らぬ先達よりも敬愛するバイセンの意見を尊重するのが道理というもの。職場の空気というものもありますし。お値段が半額近かったのが理由ではありませんので念のため。

・購入後、ホムセンの駐車場で気にせず補修作業スタート。
穴の周りをキレイに拭いて、
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そのままムニュリと、穴を塞ぐように絞り出してみました。
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このとき夕方の6時過ぎ。そして次に長靴を使用するのは翌朝の見回りすなわち朝の5時頃。
んでもってこのタイミングで説明書を見てみたら、実用強度は1時間後で完全硬化は24時間後とか書いてあってアイタタタ。
ええー。まあやってしまったものは仕方がない。12時間でも問題なければ構わないワケですしだって問題ないですから、ノーガードよりはマシだと信じて果報を寝て待ちました。

明けて朝の様子。普通に固まってます。ちょっとペタペタしてますけど気にせず出発ー。
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見回りを完了するまでもなく。なんだかじんわりシットリしてきてアウチ。
見ればさっそく剥がれかけてました。間に空気が入って白くなってます。まあしゃーない。
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今度はきっちり24時間のインターバルを取れるよう、休日前にリベンジ。
先に剥がれてしまったのは硬化してなかった他に、ぷっくり膨らんでたせいで草とかに引っ掛かったのかも知れないと思い立ちまして。なので今度は薄く塗り広げてみましたよ。それが金曜のやっぱり夕方6時頃のことで、本日日曜日の朝8時頃の様子がこれ。
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やっぱりちょっとペタペタしてます。あれー。

・その後、足跡探してえっちらおっちら山中を練り歩くことおよそ6時間、特に水気が染み込んでくることはありませんでした。見回り後の長靴の様子はこんなん。
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剥がれ落ちたんじゃないですよ。ホコリとか砂とかが付着して目立たなくなってます。ペタペタ感もなくなっていい具合です。ビューティーホー!

とりあえずこのまま様子見です。ちょっと面積狭い気もしますので、次の休みに重ね塗りしておこうかとは思いますが。
実はやっぱりダメで染みたり剥がれたりしてきたとしても、その度に塗り直していけばいいかなって。なんせ接着剤なんてこの4年間カケラも必要性を感じたことのないアイテムですので、このまま置いておいても道具箱の肥やしになるだけですし。使い切ってから黒ゴム接着剤を試そうかと。パイセンにはいい感じでしたーとか言っとけば角は立たないのでめでたしめでたし。

軽トラ用スロープを自作してみました

・自分のワナに獲物が掛かった場合、基本的に一人で止め刺しから運び出しまで行います。というか、一人で済ませられる場所を選んでワナを仕掛けている訳ですが。なので他の猟師さんがうちらの助力を前提に、つまりは例えば二人掛かりでないと引っ張り上げられない斜面の下とか足元の悪い農道や林道を軽く100メートル以上踏み入った先とかでも遠慮なくワナを仕掛けてバシバシ獲りまくってたりしてるのがちょい羨ましかったり。絶対に獲れること間違いなしの気配濃厚なポイントを見つけたのに運搬が困難or不可能なため泣く泣く諦めたことがこれまで何回あったのかとぐああああああああああ

失敬。ちょっと漏れました。
とにかくそーいった己への気配りも効果があるのは車へ運ぶところまで。軽トラの荷台への積み込み作業が、獲物の重量によっては軽く死ねます。軽トラにウインチ付けてる猟師さんならそんな悩みとは無縁でしょうが、言うまでもなくそんな高価な設備がマイ愛車に付いてる筈もありませんし。

・大体50キロ前後までの獲物なら、ソリごと一緒によいしょーって何とか抱え上げて積み込めます。手足と首が短くてフォルムが丸まっちいのでバランスの取りやすいイノシシならプラス5キロくらいはイケるでしょーかね。
それを超えると抱え上げるのはムリムリムリムリかたつむりよ!! なのでひと手間加えます。具体的には空のトロ舟をうつ伏せに置いてその上にソリを頑張って載せます。高さを稼ぐワケですね。そして自分が荷台に上がってソリのヒモを掴んで引っ張って荷台の縁にソリの端っこをなんとか引っ掛けて、あとは気合。奥歯を砕けよとばかりに噛み締めつつ全身全霊をかけて引っ張り上げます。

このやり方で、一応これまではなんとかやってきました。具体的に最高値は85キロのイノシシ。2、3回はトチッて落として、もうダメかと半泣きになりつつあと1回だけとトライしたら辛うじて成功しました。全身汗でだっくだくになったのを覚えています。
ちなみに一気に跳んで103キロのオスシカが自分のワナで獲った最重記録ですが、幸いそのときは見物してた近所のおっちゃんが2人も居たので手伝ってもらって何とかなりました。

…それにしても、くくりワナに掛かった85キロのイノシシなんて今なら視認した瞬間に逃げだして会社に助けを求めていましたよ。確かぐるんぐるんに木に巻き付いて動けなくなっていたのでどうにか出来たんでしたっけか。経験浅くて無知だったからこそ成し得た所業。

閑話休題。
90キロを超えるクラスとなると、年間ン100頭と会社へ搬入される中でも数えるほどしかありません。ゆえに自分のワナに掛かる事はめったにないでしょうーけど何時までもないという保証も当然ながらなく、そうなってしまうともはや詰みです。ていうか普通に50、60キロ台の獲物を積み込んでる今の時点で結構クるものがありますし。なので、もーちょい積み込みが楽になるようスロープを使用することにしました。

・スロープ。ブリッジ。ラダー。歩み板。歩み。
色々な呼び方があるみたいですが、軽トラとかバンの荷台に農機やバイクを積み込む際に使用するアルミ製のあれです。

買うといいお値段しますし、荷台のスペースを結構とります。偶にせいぜい80キロ足らずの荷物をシャシャーッと載せるだけですので、お手軽に木材でDIYしてみます。

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ツーバイフォー材にしようかと思いましたが、シートを被せるとはいえ軽トラの荷台に積みっぱになるので少しでも長持ちするようにと防腐処理済みの材木にしました。3メートルちょいの材を半分に切っておよそ1.5メートル。

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ズレ防止のための金具。
100均の商品で済ますなんて正気か左近どんとか言われそうですが、
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重量はあくまでこんな感じに荷台と地面にかかる目論見ですので。この写真だとめっちゃ判り難いですけど斜めにアオリに引っ掛かってるのがこの金具。

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お久しぶりの神具・インパクトドライバー様。相変わらず神々しい立ち姿です。

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どうという事もなく完成ー。
重さに耐えられるかどうかとかは実戦にて確認します。とりあえず65キロ前後の僕がのっかってみると少したわむ程度なので大丈夫かとは思いますけど。

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ソリの裏面。補強材の間にピッタリと、まるであつらえたみたいに丁度はまり込むサイズ。お陰で横にずれたりせず安定して引っ張り上げられそうです。
え、あ、はい、もちろん事前にちゃんと計測しておいてからこの材を選んだのですから当然のことですけど?偶然なんかじゃないですけど?

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普段はこんな感じで、金具を向かい合わせにして端っこに積んどきます。うむ、コンパクト。
しかし荷物が増えるなー。電殺棒2本に予備、対オスジカ兼イノシシ保定用のくくりワイヤー、対イノシシ用の鼻くくり、そして棍棒。長物同士でどれか兼用とかできればいいんですけどそれも適わず。むう。

とまれ、これにて準備は万端。あとはなるべくでっかい獲物が掛かるのを待つばかり。さあ来い。来て下さい。



祝・1周年/作業着を新調した話

・出猟中の作業着に使用しているレインウェア。
最近だいぶんくたびれてきていましたが、洗濯すると中の生地がボロボロと千切れて他の洗濯物が破片まみれになるようになってきてこれ以上いけない。そんなワケで新たに買い替えることにしました。

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っかれっしたー。
写真だと判りづらいですが、中間層の劣化の他にも表面あちこち引っ掛けてたり生地が薄くなってたり。雨が降ったら全身わりとしっとり感が出てましたので、考えたらもっと早く交換するべきだったよーな気がしなくもなし。狩猟を始めて4年と少しで、今回3着目の作業着。つまりは2年程度で寿命を迎えている感じで、まあそんなものでしょうか。

あっ、そうだ(唐突)、いつぞやペタペタ貼り付けるだけの補修シートで修繕したレインウェアのズボン。あれから毎日のように着用し、何十回と洗濯してきましたけどついぞ剥がれる事もないままでした。
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さすがに端っことか怪しくなってましたがそれだけ。大したものです。失礼ながらちょっとビックリ。次の作業着でも使おう。

で。
その過去の補修した記事を探してて気が付いたんですけど。
本日7月11日をもって、クソ猪に敗北した日からちょうど1年でした。ハッピーアニバーサリー!
って、やかましいわ我ながら。忌々しい記憶を図らずも掘り返してしまったで御座るの巻。
そこら辺の茂みで引っ掛けて破ったか何かと記憶を改ざんしてましたよ割と自然に。ちょっと怖。

・閑話休題。
新たなレインウェアを求めてWORKMANへレッツらゴー。
何故レインウェアなのかと申しますと、普通の作業着とか着てワナの見回りやら獲物の止め刺しに行ったら朝露とか泥とか返り血とかでえらい事になるからです。
気ままに着替えて気軽に洗濯できるなら、普通の恰好の方が涼しくていいんですけど残念ながら自分の場合そーではないので致し方無く。せめて透湿性能が高くて少しでも蒸れにくくあれかしと、いわゆる高機能レインウェアをいつも購入しています。

お店で見つけた新旧商品を比較ー。
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左が前回、前々回と同じ商品です確か。透湿性能は5000。そして耐水性は変わりませんけど透湿性能が倍の10000、初めて見る商品が右。お値段は左が4900円、右が見切れてますけど6900円ちょっと。
プラス2000円で透湿性能が倍というのは果たしてアリかナシか。そもそも透湿性の度合いと快適さとの関係がどんなものなのか判りませんし。大して変わらなかったらちょっと悲しい。
考えこみつつふと目を転じるとまた別の商品がありました。
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お値段は旧商品と変わらず、そして透湿性能は新旧商品の間に相当する8000。ついでに適度に伸び縮みして動きやすいとか何とか。

ほーん中々悪くないじゃんと眺めてたら、その横にちょうど求めていた透湿性能を説明してくれてるポップがありました。
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これを見るに、透湿性能が8000あれば差し当たって問題なさげなのでこれに決定。また2年間オネシャース。
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