
・2年ぶりの寒波の到来に震えていた前回はこちら。
あの記事書いてから数日後の金曜朝がマイナス5度、翌土曜日の朝がマイナス8度と優しくない朝を迎えましたが何とか生き延びました。安眠とは程遠かったですけど。夜中に足先が痛ったくて目が覚めてしまいましたよ。
と思いきや。
それより先に、スマホの警戒アラートに叩き起こされました。なんか、低温過ぎて故障する恐れがあるとかなんとか表示してたよーな。スクリーンショットを取ろうと思ったのは確かなのですが、寝ボケて頭が回らずスクショの取り方がどうしても思い出せなくて断念。
それよりアラートが止められなかったのにはまいるね。ここをタップしろみたいな表示も出てませんでしたし(多分)音量操作ボタンも受け付けないし(多分)。警報だから仕方がないのかもしれませんけど。最終的には音声出力なしにスマホ自体を設定変更して音だけ止めて、懐に放り込んで温めることで事なきを得ました。
ちなみにそれから何度かアラートが鳴り響く夜を迎えたのですが、いずれもスクショの取り方が思い出せなかったのが我ながら笑えて来ます。寝ボケていたから仕方がない。「寝」は付かないとかはない。どうもマイナス4度か5度あたりで低温アラートが出るみたいですね。そんな機能があったとは、スマホ買い替えてから暖冬続きで発揮する機会がなかったお陰で知りませんでした。今では翌朝の冷え込みがキツい予報の夜には予めポケットに入れて就寝するようになりました。
それはそれとして。
スマホのアラート止めて(聞こえなくして)やれやれと一息ついたものの、爪先がジンジン痛くてどーにもこうにも寝付けません。寝袋の中で丸まって揉んだり動かしたりしてもなかなか改善せず、最終的には電気毛布を寝袋の中に引っ張り込んで腰から足先までぐるぐる巻いて凌ぎました。正確には電気ひざ掛けなのでサイズが足りなくて難儀でしたが。ちなみに電気コードが届かないので非通電のまま。電熱ベストも同様。ぬうう。
・とにもかくにも寒さを乗り越えたところで寝袋の更新をしようと思っていましたが。
聞くところによれば真冬用とか登山用とか耐厳寒仕様の寝袋だと、秋口や春先のちょっと肌寒い程度の頃にはむしろ暑かったりするとか。それは困る。冬用と真冬用とか複数の寝袋を使い分けるのもめんどくさいし置き場所ないし。なので、寝袋はそのままにしてインナーシュラフなる品を導入してみることにしました。
インナーシュラフ。インナーシーツとも。
寝袋の中に装着することで、汚れたらインナーシュラフだけ手軽に洗濯したり、夏用なら肌触りがよかったりむしろインナーシュラフだけでよかったり、冬用なら重ね着状態ゆえに耐寒性能を底上げ出来たりとユニバーサルな逸品です。
重ね着したら温かさが向上するのは丈詰まりの電気ひざ掛けでもわが身をもって体感済みです。ついでに言えば、現行の冬用寝袋を導入する前の最初の冬の間は、1枚1,000円くらいの安っすい寝袋を2枚重ねで凌ぎましたのでなおのこと。ちなみにその方法を知ったのは小屋暮らし系なくてミニマリストな人のブログだったよーな。その人はアパート暮らしだったのでそれで全く問題なし、僕の場合は環境が環境ですので流石に厳しく翌年には冬用寝袋に変更しましたけど、一応なんとかは成ってましたよそんなんでも。
とにかくそんな次第で新兵器を導入。購入したのはこちらー。
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豊富なカラーリングの選択肢の中からオレンジを選んだのはもちろん猟師カラーだからです。
ひざ掛けや肩掛けにも使えるとのことで、もはや電化機能を数年使用してないただのひざ掛けと化した電気ひざ掛けを断捨離できるやもしれません。
荷姿ー。単体でも寝袋として使用できるからかキチンと収納袋入りです。

中身ー。まじフリース。触り心地もよく暖かそうなんですが、ちょっとペラ過ぎない?大丈夫?

届いたこの日の夜ないし翌朝の予想最低気温はマイナス4度。試用期間なしの即・実戦になりますがその効果の程は如何に――?
普通に安眠出来ました。おおー。途中スマホに叩き起こされた以外はきっちり熟睡できましたよ。素晴らしや。
あえて難を申すなら、丈はともかく横幅が少し小さい?足の動きが制限されて寝苦しいです個人的に。最終的にはダブルジッパーなので足元を開けて筒状にして使用しました。それなら多少は動きに融通が利きますし、長さは十分なので寒けりゃ足を引っ込めて対処するといった感じで。
あともう一つ、軽いせいなのか(カタログ性能640g)、肩掛けとしてはちょっと頼りないです。寒いことはないんですけど電気ひざ掛け(非通電)の方がくるまってる感が高くていいかと。なので断捨離はひとまず延期。
・こんな感じで、また当面は平穏に生活できそうです。最低気温の更新なんてそうそうある事でもないですしひと安心(フラグ)。