でがらしくらし

日本全国(は無理)津々浦々レンタカー回送しつつ、福知山で小屋を建てたり偶には狩猟をしたり(多分)な日々を綴っていきます

2022年03月

風・・・なんだろう吹いてきてる確実に、着実に、俺たちのほうに。

・今回の帰省の貢ぎ物ー。
猫ハーネス。
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生まれた時から完全室内飼いなクセに残された野生なのか本能なのか何なのか、外界への憧れを捨て切れずこれまで数回脱走騒ぎを起こしている我が実家のにゃんこ。いずれもおかんがすぐに気付いて追いかけて、外のあまりの情報量にフリーズしてる処を取り押さえて事なきを得てきたそーですが。
それなら管理下の元で外の空気に触れさせることでガス抜きした方がよかろうか、との家族会議の結果を踏まえて購入した次第。

さっそく装着ー。
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クッソ嫌がってます。まあ首輪ですら嫌がって速攻で引きむしるほどのイラチですからさもありなん。おかんと2人掛かりで取り付けたんですが、これ1人だと絶対ムリですな。ハーネスを付けたら外に出られる、という理屈を把握してくれる日が来ることを期待するしかありません。
先の事は先の事として、いざしゅっぱーつ。
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しやがらねえ。
目の前で掃き出し窓を全開にしたのにこの踏ん張りよう。普段なら鍵を開ける僅かなカチャリという音にも敏感に反応してくるというのに。

正直ちょっと面白いんですけど。

埒が明かないので、抱えて外に下ろしましたら
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動かねえ。頑なに。
ならばと場所を変え、普段から来客があるとすっ飛んでいく玄関のドアから出してみたら
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やっぱり動かねえ。
またも庭へと運んでみたら
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微動だにせぬスフィンクスのポーズ。
こんなに姿勢よくしてること中々ないですよ?
その後およそ5分間。
カラスの声とか塀の向こうの車のエンジン音とかに一々反応してる様子に草。
普段から窓ごしに、夏とか網戸越しになんぼでも聞いてる日常音でしょうけどやっぱ肌で直接感じるリアルは違うんでしょーか。

んでもうしばらくの後、よーやっと歩き出しました。
匂いを嗅いだりしながら一歩一歩を踏みしめるように移動して、隣の踏み石から庭石に飛び乗って、
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これですわ。
なんか…ごめん。良かれと思ってやったんですけど虐待風味になってきましたよ。
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この尻尾を見てくれ、こいつをどう思う?
すごく…ぶっといです…
あかん、マジ怒ってます。臨界っぽいので撤収ー。

・ええー。なんでやねん。
もっと大はしゃぎするかと思って、リードがすっぽ抜けないよう手首にグルグル巻きにして備えたというのに。いつものあの自由への渇望スタイルは何処へ行った。
それとも自由とは勝ち取るもの、与えられた自由など枷でしかないわという心意気でしょうか。生粋の飼い猫の分際で。
あるいは、いきなり普段と真逆の応対をされて不審どころか不穏を感じたとかですかね。満漢全席の晩ご飯、ただし死刑囚!みたいな。

・帰宅(徒歩10秒)後の様子。
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めっちゃ毛づくろいしてます。よほどハーネスが不快だったようで。
なんならこの調子で外への憧れも喪失してくれたらそれはそれで好都合なんですけれども。

こんな感じで、お庭デビューは散々な体たらくでした。継続するかはしばらく様子を伺ってからで当面は不明。さっきハーネス持って近づいたらフシャーとか言ってましたよ。ぬう。

勘違いしないでよね、ご先祖様のためにやったんじゃないんだからねっ

・お彼岸の季節。
ということをすっかり忘れてましたが帰省している三連休。

……お前いっつも帰省してんな、て言われてそうな気がしてならないんですが。
いえ決してそんなワケでもないのですが、ブログの記事にするほどの普段と異なる出来事なんてもはや日常に潜んでおらず、帰省した時くらいしか書くこと見つからんのです。
まあもうちょっとしたら書くことガガッと増えるんですけど(伏線)。

とにかく帰ってみたら一足先にお墓の掃除に行ってきたおかん曰く、お墓の敷地の石枠がなぜだか外れて落ちてしまっていたので、石屋さん呼んで直してもらわないといけないわー、とかなんとか。

状況はよく分かりませんが。
そーいう業者さんに依頼したら些細な作業で済んでも出張工費だけでン万円は飛びそうですし、少々のことなら元の状態に積んでおいてホムセンの簡易セメントとかでチョチョイと直せそうな気がします。ていうか墓石とかって、普通に積んでるだけじゃないんですか?接着剤とか要らなさそう。

とにかく現場を見てみないと始まりませんので、帰宅早々にお参りがてらお墓へGo。
したら、
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おお、お墓の敷地の石枠が外れて落ちてました。
言葉どおりの状況でした。疑ってごめんなさい>おかん。

そういえば草むしりの時とか、ここの石枠の際の土がなんだか凹んでるような気はしてました。わずかな隙間に水が溜まって浸食して、それが何十年と続いて広がった隙間に玉砂利が落ち込んで押し広げてとうとう決壊ー、みたいな流れでしょうか。
写真はお墓の裏側の様子なんですが、ぶっちゃけこのアングルからお墓を見たことありませんでしたよ。草むしりの時もお墓の横からえいやっと手を伸ばして済ませてましたので、この石枠は上からの姿しか視認してませんでした。こんなバランス崩れるほど傾いていたとは露知らず。海のリハクの系譜ですね我が一族。

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傷口の様子。
セメントや接着剤の跡は無さげ。やはり積んでるだけみたいです。

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土とか玉砂利とか除けてキレイにしてー
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元どおりに積んで、土と玉砂利を戻して均して完了。

地盤(基盤?)との隙間がやや目立ちますが、手で押したり上に載ったりしてもグラつくことはないのでまあ大丈夫かと。積んでるだけですけど自重で充分ぽいです。

それより横の石枠の地盤とのズレの方が気になりますねえ。外側にズレて今回倒れた石枠との間に隙間が生じてます。この隙間からちょっとずつ土が流出してるんじゃないかと。
当面の間は大丈夫ですけどいつか再発する可能性はありますので、お隣との間に何か目立たない形で詰め物をさせて頂いてこれ以上のズレを防いで、石枠同士の隙間も小石とかで塞いでおくのが無難そうです。まあそれはまた今度、お盆の折にでも。
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