・本日お仕事中、シカの解体作業をしてたパイセンBに呼ばれたので行ってみたところ。
30分前まではバンビちゃんだった、頭部と皮と内臓を取り除かれて枝肉状態になったのが鎮座してたんですが。

その元バンビちゃんの太ももとかシッポの名残り辺りが、なんかピクピクと動いてました。

・頭を切り落としても脊髄が残ってたら反射で痙攣するそうで、YouTubeに魚の切り身がびっちんびっちん跳ねまくる動画があります。
魚に限らず、脊椎動物なら起こりうる現象とのことなのですが、経験豊富なパイセン達も初めて見るそうで。よっぽど鮮度が良かったのかなー、とか話してました。

・確かに、獲れた現場は会社から車で3分程度の直近の狩場なんですが。
けどこの狩場、パイセンAが今季の猟期だけでも既に20頭近く獲ってるんですよね。なのに今回に限ってこんな現象が起きたが不思議な話。

仮説1。
何らかの理由で、いつもより鮮度が保たれた。
仮説2。
実は今までも起きていて、今回たまたま気が付いた。
仮説3。
ただの心霊現象。

仮説3は却下として、1か2なんでしょうけれども。2の場合、果たしてこれまで全く気付かないなんてあるものですかね。ならば1の鮮度?寒かったから?でも今朝くらいの冷え込みなんてそれこそ珍しくもありませんし。

ところでまったく無関係な話なんですが、普段は解体作業は僕+パイセンAかBの二人で行います。
しかし今日は諸事情につきパイセンAとBの両名が行ってました。
ええ、それだけの話。
鮮度との相関関係なんて微塵も見出すことの出来ない、取るに足らない情報でした。手際の違いがどーとか、何の話ですか?これが関係するくらいなら、心霊現象の方がまだ可能性があるとゆーものです。だから変な言いがかりはやめてくれ給え。

・ところで調べてみたら、死後の脊髄反射と鮮度は特別関係はないそうで。
(ならば仮説2なのかもしれませんが結局のところ詳細は不明。そらみろ僕は悪くない
死後に痙攣なり脊髄反射なりで動くと筋肉内のATPを消費して死後硬直が早まり鮮度が落ちやすくなる、あるいはその辺に身体を打ち付けてお肉が傷むということで、魚の場合、酒類や漁法によっては頭を落としてから更に針金などで脊髄を抜いてしまう、いわゆる神経〆を行ったりするそうです。
シカやイノシシに対してそこまでは行いません。
いや、行ってる会社もあるのかもしれませんけど。我が社の場合は皮むきを終えたら即座に冷蔵庫に入れて熟成させるので、鮮度の低下とかその辺は特に関係ないです。

・あっ、そうだ(唐突)
今週末の1月27日(土)と28日(日)、大阪はうめきたサザンパークにて開催されるわんわんマルシェうめきたスペシャル京丹波自然工房さんのドッグフード部門が出店するそうですよよく知りませんけど。
寒波も週末には緩むそうですし駅近ですし、よろしければご来訪ください。
売上が良ければ誰かさんにボーナスが出るとかもありませんし。



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