・丸刈り。
洗髪がラク、速攻で乾く、寝ぐせが付かない、溢れんばかりの清潔感、理髪店から美容院まで店を選ばず仕上がりが同じ、等々。
最早メリットしか見いだせない最強のヘアスタイル、それが丸刈り。
あと付け加えると、薄毛が気になる男性にとってカモフラージュないし開き直りとなり得る点が有るでしょうか。僕には関係ない話ですけど。

あえてデメリットというか問題点を挙げるならば、髪の毛が伸びてくるとマリモっぽい変な具合になるのでこまめに刈らないといけません。
調べてみると、髪の毛が1日で伸びる長さはおよそ0.3mm~0.4mm。1月でおよそ1cm、1年で10数cm。

これを知った時にはちょっとビックリしましたよ自分。それまでは、例えばとある理髪店Aでは丸刈りの最短は0.8mmで、別の店Bでは0.1mm。だったらBを利用した方が、次に店に行くまでの猶予を2週間ぐらいは伸ばす事が出来てお得じゃ~ん?とか思ってたんですが。
たった2、3日で追い付いてしまうとはこれ如何に。
そんなワケで、クールカットを見栄えよくキープするならせめて月2回くらいは散髪する必要があります。
ところでクールカットと言えば軍人さん。軍人さんと言えばクールカット。
某基地に出入する床屋さんはVIP待遇を受けてるとかなんとか。
ソースがマンガなので真偽のほどは不明ですけど。

・閑話休題。
そんなに頻繁に散髪に行くのは金銭的にも時間的にも大変だということで、セルフカットする人も多くいらっしゃいます。かつては、かく言う私も同様でね。他の人達と同様に、風呂場にシートを敷いてmyバリカンで丸刈りにしてました。全裸で。刈り終わったら髪の毛を片付けて、そのままシャワー浴びてすっきりしゃっきり。

しかし、3年前に今の暮らしになってからはそれもかなわず。
風呂場がないので同じ手法は使えません。100均でヘアーエプロン買って試してみましたが、あれはセルフカットで使うものじゃないですね。バリカン持ってる腕とか諸々、超・毛まみれになりました(バリカンじゃなくてハサミでチョキチョキするなら、髪の毛が飛び散ったりしないから大丈夫なのかもしれませんが)。
上半身だけ裸になって床にシート敷いて土下座姿勢でカットしてみたりもしましたけど、しんどいし刈り難いしガシガシ払ったつもりでも服着たら超チクチクするし。
初夏だったので、じんわり汗ばんてるところに毛が貼り付くのもウザかったです。寒い時期は寒い故に命が危ないので試してすらいません。

そんなこんなで早々にセルフカットは諦めて、大人しく床屋を利用してきましたこの数年。
1000円カットの床屋とか、顔剃り・洗髪まで含めて1600円のお安い理髪店とか。

・なんで電気ヒゲ剃りみたいに、刈った毛が飛び散らないバリカンが売られていないんでしょうかね。絶対ニーズはあると思うんですけど。
いっそ電気ヒゲ剃りで刈ってやろうかと考えたこともありますが、それだとつんつるてんのスキンヘッドになってしまうのでちょっと抵抗があります。実際お坊さんの中には電気ヒゲ剃りで毎日頭を丸めてる人もいるそうです。
たった0.1mmなんて大して変わらないだろと仰るかも知れませんが、いやさ天と地ほどの差がありますってばよ。180cm近いスキンヘッドのアラフォーのおっさんなんて、自治体によっては条例に抵触してると思いませんか。電車で向かいにそんなのが座ったら、僕なら寝たふりしてやり過ごす自信がありますよきっぱりと。

要は電気ヒゲ剃りで根元まで刈られなければいいんですよね。具体的には、肌に触れる外刃と振動ないし回転する内刃との間に余裕があれば、その分だけ髪の毛が残ってスキンヘッドを回避出来るんですけれど。
そこまで考えて。そういえば自分が今使ってる電気ヒゲ剃りの事を思い出しました。
mae
外刃の固定がネジ式やん。パチリとはめ込むタイプではなく。
だったら、ネジに輪ゴムでも挟んで最後まで締まらないようにしておけば、適度な長さを残して刈り上げる事が出来るのでは?

・という訳でやってみました。
遅いかもしれませんけど以下閲覧注意。
散髪して翌々日の朝、頭全体をヒゲ剃りで刈ってみた結果がこちら。

ato
一回髪の毛が溜まり過ぎて捨ててますので、実際の量はこの倍くらい。
実際には輪ゴムとか一々挟んだりせずヒゲ剃りを握る手の指先で外刃を支えながら、髪の毛刈ってる音がしなくなるまでヒゲ剃りを当てました。それでも頭を撫でるとジョリジョリした感じが残ってて、スキンでは無く丸刈り感は充分です。ちなみに所要時間は5分強。

その後2週間続けましたが、床屋に行った直後の感じをキープ出来ていました。
イケるやん!
そう思ってました。この時は。(続く)




スポンサードリンク