・今回の予告画像。

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・今日も今日とて朝の見回り。
現場の一つへ近付いていくと、茂みの向こうでガサガサと物音が。覗いてみたらば、思った通り。
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よっしゃよっしゃ。2週間足らずで3頭目。まあ僕にしてはまずまずのペースではありますまいか。

即・止め刺しとはいきません。まだ見回りは残ってますし、他の猟師さんからの連絡次第で会社への搬入スケジュールを調整したり色々ありますので。
結局止め刺しに来たのは1時間ほどしてのこと。
準備万端整えて現場へゴー。もうじき獲物の姿が見えるという辺りで、なんか「バキッ」みたいな異音がしたよーな。更に近付いていくと、ガサガサ音がなんか遠い、というか遠ざかっていくよーな。
そして現場へ到着すると。
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ぐあああああああああああ。

ワナを踏んだけど掛からず空弾きされたとか、掛かってたけど脱出されてたとかは稀によくある事ですが、その悔しさ無力感に慣れる事はありません。ましてや、捕獲した姿を肉眼で確認した後に逃げられた今回のような場合の気持ちはどう表現したら良いのか。
敢えて迂遠な言い回しをするなら、目の前に降ってきた万札がそのまま側溝へ没シュートしたかのような。
うーん遠いなー。

・自前のワナで捕獲を目視した後に逃げられるのはこれで三回目です実は。
止め刺しに戻ってきたら既に逃げられてたことが一回。
止め刺ししようとしてる最中に足をぶっ千切って逃げられたことが一回。
今回の、止め刺しせんと近付いていったら逃げられた状況は丁度それらの中間ぐらいでおさまりが良いと言えるかもしれません。
言えたからどーだって感じですけどksg。

あーでも狩猟3年のキャリアで3回目の事態ということは、見方を変えれば1年1回のノルマを達成したということで厄落としが出来たと言えるかもしれません。
などと前向きな風を装ってみたり。カラ元気も元気(C)山本正之。うむ、元気出た。
出るワケありませんけどksg。

無理矢理よかった探しをするなら、イノシシや恋の季節のオスジカでないだけマシだったという処でしょうか。ヤツ等が相手だと、フリーになった途端こちらに突撃してきて最悪殺される可能性すらありますからね。実際にはそうならないように、ワナの掛かり具合をしっかり確認した上で更に別のワイヤーで固定したりと万全を期しますが。
とにかく今回は、僕自身がケガしなかっただけ幸いだと思って済ますことにします。
済むワケないですけどksgァァァァ。

・しかし何故に足を千切られたのか。
せいぜい20kgくらいの一歳程度のメスでパワフルでもないですし、地勢だって平坦ですし。そうでないなら分かりますけど。数日放置したならともかく一日足らずでとは。
締め付け防止金具がちょっとキツ過ぎた?あるいはワイヤーが丁度関節部分を締め付けて千切れやすくなってしまったか。もしくはその両方か。地勢が平坦過ぎて大暴れしやすかったのかも。ぬう、分からん。
取り敢えず、予備のワナと交換して掛け直しておきました。

こんなに荒れた現場に掛け直して、果たしてまた獲物が掛かるのかと疑問されるかもしれません。
それに対しては、まあ掛かる場合もある、としか言えません。
実際さして日を置かずに同じワナに掛かったことが、自分のワナでも他所の猟師さんのワナでも何回かありますし。
何より現在、馴染みの狩場は何処もどうにも気配が薄くて次の設置場所の候補地が見つかりません。平日朝は新規開拓する時間も無いし。
そんな中でこの場所は比較的気配濃厚な有望ポイントで、例え荒れた状況でもまだ他に移設するより見込みがありそうなくらいでして。

そんな希少なポイントで逃げるなあああああ。
どうして僕がこんな目に。なにかバチ当たりな真似でもしましたか!?(現実逃避)



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