・秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり…

酷暑、猛暑もようやく過ぎ去り、朝晩には肌寒さを覚えるようになってきました。時折の豪雨には悩まされますが幸いにして大事なく、季節の移ろいを感じながら平穏な日々を過ごしております。


要するに猟果ゼロがもうじき3週間になりそうでうわあああああああああ。

・昨年の12月以来、会社都合で5ヵ月、役所の都合で2ヵ月、ついでに一身上の都合byクソ猪で1ヵ月と長期間ワナ猟から遠ざかっていたせいで腕が錆びついたどころか朽ち落ちただけかもしれませんけど。
でもそれで済ませてしまうと人間進歩が無いワケで。
何が駄目なのか、何かやり方を間違ってしまっていないかと去年や一昨年の日誌を見返しているうちに、そういえば一つ思い当たる点が見つかりましたよ。
それ即ち、ワナを仕掛け過ぎてる、と。

・戦争は数だよ兄貴というのがワナ猟の基本ではありますが。
昨年度の有害鳥獣駆除が始まった4月末から、設置するワナの数をあえて減らすように心掛けました。正確には現場の数。それまで現場一ヵ所につきワナを1ないし2基設置する程度だったのを2から3、場合によっては4基くらいまで設置する代わりに現場の総数を減らして、見回りを完了しても出勤のタイムリミットまで30分は余るようにしてました。
その余った時間を利用して、もっと気配の濃厚な現場はないかと他の候補地を見て回ったり新しい現場を開拓したりしてました。毎日。
そしていい感じの候補地が見付かったら目の一番薄い現場をきっぱり引き払ってワナをまるっと移設する、攻めのワナ猟を行ってました。

その結果、前の年に比べて猟果は1.5倍。搬入の少ない8月でも鹿猪併せて10頭と、週に1,2頭は何かしら獲ってたんですね。見返してて我ながらちょっとビックリ。

しかるに現状は、広く薄くあちこちにワナを設置しているお蔭で見回りが終わったらもうギリギリ、何処か一ヵ所ワナの微調整するだけで若干タイムオーバーとアップアップな事態に陥ってました。
一年目と同じ状況ですね。よりよい狩場が有る筈なのにそれを探す余裕を自ら放棄。週末の休みの日くらいしかガッツリ見返すことが出来ない、と。

・と・ゆーわけで。昨年の攻めのスタイルに切り替えていきます。
まずは幾つかワナを撤去して時間の確保。
よっしゃ、外すぞー。
…。
う~ん、無理!

いやいやいや。
3週間近く音沙汰ないとはいえ、恐らくは8月お盆前頃までは歩き回っていたであろう、えっぐい数の足跡が残ってた現場とか、そーゆうトコロばかり仕掛けてるんですよ?
幾らなんでもボチボチ掛かるって。いやほんと。
数日前、9月入った辺りからあちこちで獣の気配が濃厚になってきて、他の猟師さんからの搬入も増えてきましたし僕のワナも実は幾つか空弾きしたり近くを踏まれたりしてますし。

そーゆう時に一発で仕留めろやと言われてしまうとぐうの音も出ないですけどそれはさておき。

そんなワケですからわざわざ撤退するまでもなく、数日のうちに獲物が獲れますので、そしたらその現場を引き上げて時間の確保は出来ますよって。
攻めの姿勢に戻るために、今は敢えて待ちの局面ですよ。
だーい丈夫、絶対掛かるって。毎朝現地を見回ってる僕が言うんですから間違いないです。命かけてもいいです。

・とか何とかいいつつ更に3日経ったのが今日のこと。うわあああああああああ。



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