AA中に誰もいませんよ

・マイトラップは残念ながら全てハズレでしたが。他の猟師さんからの搬入があって本日は4頭のシカをパイセンAと2人でレッツ★解体ング。
弊社ではいいところのお肉だけを人用に回し、打ち身で血が滲んでたりと今一つなお肉、そして骨や内臓は全てペットフードに利用します。そんなワケでで腹出しした後の内臓を腑分けしていたところ、4頭のうちの1頭、40キロ台のメスシカのとある内臓が目立って大きくなってました。
すなわち子宮。ただ時期的にもまだ受精卵とかそのレベルなので、内容物の触感は何もありませんでしたが。
今の会社で働き始めて1年目の冬、日々の経過とともにくっきりしていく骨や関節の感触にウブなネンネだった僕は戦慄していたものです。

・転機となったのは、パイセンBが入社してから迎えた2年目の冬のことでした。
パイセンBが、飼ってる猟犬のオヤツにするからとあっさり胎児を取り出し始めたのを見て、ガチな猟師ってこの域まで達してるんだなあ…と。当時いまだ純真だった僕は、もちろん目はしっかり逸らしていましたとも。
そして翌朝、冷凍ストッカーのフタを開けたらトレーの上に胎児さんが鎮座ましましていたのを見て悲鳴をあげた僕を一体誰が責められよーか。

それでも回数をこなしていけば慣れていくのは良いことなのか悲しいことなのか。
最初の頃はフォルムだけはシカっぽい手の平サイズの白い物体(でもちゃんと豆粒程度ながらヒヅメがあったり)だったのが徐々に大きくなっていき、体毛も生えだしてシカらしくなっていく様を観察するのは生命の神秘を目の当たりにして感慨深くはありました。

そして猟期も終って4月を過ぎ、有害鳥獣駆除期間が開始する頃は出産が始まる時期でもあります。
そんな時に取り出した胎児が「メエェ」とか鳴き出したらどーしようかと危惧するものの幸いにしてこれまでそんな事態は無く。ていうか気味悪い想像させんな(逆ギレ)、とにかく最早すっかりバンビちゃんなワケでして。
自分の獲ったメスジカからそんなのが出てくるとふと思うのですよ。
これ、報奨金って2頭分貰えたりしないのかな……と。

AA猟師ってほんとクソ

他の猟師さんを巻き込むなって?
…はい。



スポンサードリンク