・いつもの通りに朝の見回り。
笹薮の中で見通しの悪いとある現場に到着。柏手をふたつ、みっつと叩いて人間の接近を知らせてみますが特に反応もなく。今日もスカかと落胆しつつ、空弾きなどしてないかとワナの確認のために笹薮を掻き分けたその瞬間にガサアッ!と動物が蠢く気配。
うおぉーい居たんかいビックリさせんなや。
と・いうわけで、今日の獲物はコイツだ!

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え、なんだか判らないって?
もー、これだからシロートさんは手間が掛かる。
ちなみに僕の目にも何がなんだかですけれども。
それでは正解は、こちらだ!
閲覧注意。



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オスのイノシシ31kg。
イノシシと判った瞬間、彼我の間隔はけっこう至近。全力ダッシュで後退しましたが、笹薮にワイヤーが絡まってて動きも速度も制限されていたため事なきを得ました。その後の止め刺しその他も安全安心楽ちんぽん。いつもこうだといいんですけどねー。

自分のワナにイノシシが掛かったのは久しぶりです。なんと昨年9月以来。別に会いたいワケじゃなかったので特に構わないんですが。もう二度とまみえる事が無くてもいいくらいに。いやマジで。それなのにどうしてどうして僕たちは出逢ってしまったのだろう。しょせんは血塗られた道か……それはいいんですけど、舗装材にたまに僕の血が混じることが問題なんですが。

・ちなみに1枚目の写真について。
有害鳥獣駆除の報告書には捕獲状況が判る写真、すなわち獲物がワナに掛かった姿を添付しないといけないのですが、今日の様な見通しの悪い現場だとそれを撮影するのも中々大変です。ベストショットを狙っている間に足なりワイヤーなりを切って逃げられたら泣くに泣けません。ましてイノシシなら逃げるどころかこちらへ突っ込んできて泣けない体にされるかもしれず。
なので今日の所は止め刺し直後の様子をパシャリしておいて、これで勘弁してもらおうかと。

と、思ってたんですけれども。
2枚目の写真、肝心のワナが写ってないですかよオイ。
ええー…これはうっかり。現場では気付きませんでした。よくよく見れば、右下の枝と葉っぱの間に黒っぽいバネが一応ちゃんと写ってはいるんですけど通じるかどうか。
2枚とも写真を添付して、窓口で説明して解ってもらうしかないか。届けこの思い…!



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