ttps://news.yahoo.co.jp/articles/5f0d799e3cf885d0d1a865c2bc99ba8a8c9a666a
> 東京・足立区の荒川河川敷で3日に捕獲され、同区内の施設に一時保護されている野生のシカに
>ついて、同区は5日、保護の期間は「見通しは全く分からない」と話した。

> 週末の土日の動きについては「現時点ではない」としており、週明け以降にしかるべき対応を取
>ることになりそうだ。

> 区には4日に電話やメールで「(個人で)シカを引き取りたい」などの問い合わせが約100件
>寄せられた。この日はさらに「なぜ山に帰さないのか」などの意見が100件以上殺到。電話が鳴
>りっぱなしだという。

・うーむ。
田舎に暮らす者としてまた猟師として、農林業従事者ではありませんので直接に害を被るワケではないものの獣害の惨状を目の当たりにしている身としてはちゃっちゃと殺してバラして山の恵みに感謝しつつ焼肉にでもして食べちゃえばいーじゃん、とか思うんですが。
真逆の立場すなわち都会暮らしで獣被害に無縁の人達からすれば無辜の動物を殺処分するという行為に忌避感を抱くのは当然のこと。むしろ生命を尊ぶ博愛精神こそ人間らしさの極みというやつですので、この件についてはノーコメントで。とりあえず多様な価値観は尊重するべきかと。
(※注:冒頭の画像と本文に関連はありません。)

・それはそれとして数日前、金曜日の朝のこと。

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っしゃだらああああああゲットじゃぁぁぁーーー!


ふう、ギリギリセーフで週1捕獲を達成しましたよ。
現場は例の林道で、ただし先日あらたに見出した獣道。うむうむ、やはり何時までも掛からないワナにだらだら未練を残すよりもスパッと切り替えていくのが肝心かと。
そして獲物は搬入体重45kg、最近出産した様子があるお母さんジカでした。いい感じに手頃なサイズで、バンビちゃんしか獲れない呪いからはどうやら脱したようで、もはや勝利しかない予感がしますぞカカカカーッ!無論気のせい。

しかしなんですな、お母さんジカって言い方が割と良心をえぐってくるので今後自粛します永遠に。

・そして本日日曜日。
いつもの如くワナの鍵を外しつつ新しい足跡を探しつつフラフラしてたら、たまーに当社へシカが獲れたと連絡を下さる農家さん兼猟師さんから呼び止められました。
曰く、日曜日でそちら(当社)が閉まってるのは知ってるけど檻にシカが入ったのでどうにかしてもらえないか、との事。

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件のシカ。20kgくらいの若いオスジカでした。遠景なのは、檻の中で暴れて袋ヅノが折れて大流血でしたゆえに近景写真を自重した結果。

獣害に悩む農林家さんが自らどうにかしようと狩猟免許を取るのはよくある話でこの方もそう。
けれど首尾よく捕まえたはいいものの、憎き仇とはいえ殺すに殺せないというのもやっぱりよくある話でこの方もそう。
で、鉄砲持ちの猟師さんとかに止め刺しだけ依頼して止め刺し代として幾らか支払って、あとの死体の片付や役場への書類提出は自分でやるという兼業猟師さんは結構いらしててこの方もそうでした。

そーだった所に、止め刺しから死体の運び出しまで全部やって止め刺し代を取るどころか逆にシカイノシシ代を支払う当社がそれまでの流れに割って入ったんで小遣い稼ぎが減った一部の猟師さんとアレコレあるんですけどそれはどうでもいい話。

普段こういう時には檻をシートで覆って暗くしてシカを大人しくさせておき、翌朝に捕獲するという手順になるものなのですが。明日は法事か何かで早朝から遠方へ外出しないといけないため立会が出来ないという事でそれも適わず。日曜日なので当社は閉まってるしで困っていた所に僕が通りかかったという次第。

こーならないよう数日前から檻の中にはエサを置いていなかったのに何故かシカが入り込んだそうです。獲りたくなかったのに獲れちゃったんだよー、とかなんとか仰ってました。
へぇー……

AAイヤミか貴様

シカ1頭捕まえるのに僕が毎日毎朝どんだけ苦労してるかご存知だったら到底言えない、正に血も涙もないお言葉ですな。まあご存じないから仕方ないんですけどぎぎぎ。

閑話休題。
シカ肉が足りなくて困ってる時期だったら無理して受け入れしたかもしれませんが、幸いとは言えませんけど今はコロナの影響でレストランさんからの注文減・ペットイベント全部中止で在庫余り出し気味なのでそれは無し。会社受入ではなく個人的にという事で、止め刺しから処分場送り用冷凍庫への搬入までお手伝いしました。
お駄賃は缶コーヒーとシカの目撃情報。ああ僕って健気。



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