・仕事中。事務所から出荷場へポクポク移動していますと、会社の前の道のど真ん中にイノシシの尻尾が落ちてました。
何でやねん、と思わず虚空へツッコミ入れましたよ。いやホント何でやねん。
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回収した尻尾。
これはこれで、有害鳥獣駆除期間中に捕獲証明の尻尾を採り忘れたり紛失したりの場合に備えて保管しておきますが。

・血が滴ったりなフレッシュな感じはなし。けど腐敗臭や魚の干物臭すなわちミイラ化した臭いもなし。いちおう傷口(切り口)は乾いていました。死後何日経過したとかは、そんなもん判別するスキル持ってるワケないでしょうこの僕が。根拠はないですけど1,2日程度かなー、と。

意味が分からないまま社長やパイセン方に報告に行きますと、「またか…」みたいな反応。
僕は知らなかったんですが、数年前にも同じことがあったとの事。
その時はシカの前足だったそうです。具体的にはカタからヒジまでの、骨だけ外して肉には毛皮が付いたままの状態で。解体したシカの一部をわざわざ弊社の前まで捨てに来たみたいで、どうも誰か他所の猟師の悪質な嫌がらせの様子。

嫌がらせといっても、弊社の従業員一同へのものではありません。たとえシカの生首があったとしても「あらやだ」で済ませかねないのがウチらですから、今さらちっぽけな肉片ごときで。
すなわち対象は弊社のご近所の方々ではないかと。この会社すなわちジビエ処理施設とは鳥獣の残骸をまき散らすような気持ち悪い施設だーみたいなノリに、悪感情を煽ろうとしているのではないかと思われ。怖えー。田舎怖えー。そして猟師怖えー。ジビエというものをよく思っていない猟師がいるとは聞いていますが、その理屈も含め理解できませんなあ。


・それはそれとして。
シカの前足の一部が捨てられていた数年前はどうにも手の打ちようもなく、今後繰り返されるようなら警察に相談しようと決めて、けど幸いその後は何も起きなかったのでそのままうやむやとなりましたが今回はそうはイカのなんとやら。
実は弊社には昨年あたりから社屋の内外をカバーするモニターシステムが導入されました。スライサーなど刃物や機械を扱う作業場で、もしも一人で作業中に労災案件が起きたら命に係わるのでその予防に。他には視察や見学のお客さんに対して処理室に入ることなく説明が出来る、そして何より防犯対策などの複数の目的で設置されました当システムですが、仕事中のウチらを監視する為だとパイセン方は不満ブーブです。

とにかくそのモニターシステム、防犯対策として当然ながら会社の入り口近辺はカバー済み。イノシシの尻尾を捨てていった輩の姿もバッチリ収まっているハズです。どう報復するかはさておき、まずはそのツラ拝んで差し上げようじゃありませんかよ。
かくして録画をチェックした結果。

遺棄前。
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こちらが遺棄後。
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おわかりいただけただろうか。(CV.中村義洋)
判別しやすいよう印を入れてもういっぺん。
これが遺棄前。
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そして遺棄された後。
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ちっちゃくて申し訳ないんですけど、まあ尻尾ですからしゃーない。
とにかく遺棄される前後は抑えることが出来ましたから、あとは絞っていくだけです。
そしてこの後、決定的瞬間が……!

遺棄の、直前。
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そして直後。
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…おわかり、いただけただろうか。(CV.中村義洋)
もういっぺん、今度は再生時刻にも印を入れます。
まず遺棄の直前、14時59分24秒。
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そして、14時59分25秒
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ファーwww(CV.さんま師匠)

空から降ってきてましたwwwww

動画だと上からポタリと落ちてくる瞬間を捉えているんですけど、静止画面はぴったり1秒ずつしか表示しなくて間のコンマ単位の肝心なシーンで止まってくれねえやこのクソシステム。
動画データをPCに落としてGIF化しろとかYouTubeに上げろとかおっしゃるかも知れませんが、そんな面倒臭いことできるか。そもそもこれらの写真を撮ってるだけでも社長の視線が痛いんじゃい。

・とにかく事程左様に衝撃の事実。
この奇怪な現象の原因は何かと問われて、カラスかトンビが落としたんだろと答えるような乾いた大人にはなりたくないです。
だからって天狗の仕業は無いだろうと言われると、確かに天狗は無いなと僕も思いますが。カラスかトンビじゃないですか?
山の中で死んでたイノシシ、寿命か病気かワナに掛かって放置されたかで死んでたのをつついてテイクアウトした品が何かのはずみで落下したかと。

こうなると、数年前のシカの前足の一部についても同じではないかと思われます。ぶっちゃけカタの一部なんて中途半端すぎる部位ですからね。嫌がらせならそれこそ生首とか捨てていく方がよほど思い切りがいいですし。
けど良かった、実際に嫌がらせをしてくるような人はいなかったんだ……!いやホント良かったマジで。

でもそれはそれでまた疑問が生じるんですよね。
なんで動物の肉片がピンポイントに弊社の前に落ちるんじゃい、と。しかもシカとイノシシなんてめっちゃ弊社の取扱商品ですし。他の獣ならいいと言うワケではありませんけど。
差し入れ?良かったら使ってみる?みたいな。でもカラスやトンビから厚意を受ける人なんて社員に居ないハズ。知りませんけど。逆に報復。パイセン狩猟でカラス撃って食べたことあるそーですが。
まーどっちも無いでしょうけど、じゃあただの偶然なんでしょうか。或いはシカやイノシシの一部が道に落ちていることって割とよくある事なんですか?僕は寡聞にして知りませんけど。
カラスやトンビ抜きにして、ダイレクトにシカやイノシシによる体を張った嫌がらせ。すなわち呪い。なんか天狗系のジャンルに成ってきますけど、シカとかイノシシに呪われている人が居るんでしょうかこの会社。めちゃくちゃ居ますね。



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