・当地でも猟期が始まってはや3日目。僕もいくつかワナを設置しましたが未だアタリは無し。
本日は、外部協力をしていだたいている猟師さんの処へイノシシを獲りに行って来ました。
(鮮度を確実に把握するため、ワナにかかって生きている獲物を自分たちが止めを刺しに伺います)

・檻にかかったオスのイノシシ。まあまあのサイズです(会社に持ち帰ってから測定したら57kgでした)。
仮死状態にすべく、企業秘密兵器をもって取り掛かります。

くくりワナに比べれば獲物の行動範囲が遥かに限定される檻=箱ワナではありますが、それでも激しく動き回って中々狙いが定まりません。更にイノシシは逃げ惑うだけのシカと違って噛み付き攻撃まで仕掛けてきます。悪戦苦闘してるうちに、

20161117_01電撃棒破損
針が折れた!?(撮影は自宅)

猟期が始まる前、有害鳥獣駆除が終わりかける頃に自作したマイ企業秘密兵器。
実戦投入してたった三回で破損ですかよ。
どーしたものかと頭を抱えつつ檻を見やったら、

イノシシがぶっ倒れてました。

針が折れつつも仕事はしたみたいで、相打ちのようです。つまりは僕の勝ちですね。
華麗に勝利宣言をしつつも止めを刺すべく、扉を上げてイノシシを引きずり出します。
上半身が出たあたりで、フゴフゴ鳴きつつ覚醒をおっ始めやがりました。

・脳裏を駆け巡るのはいつぞやの恐怖。
あの時は、四肢を拘束しただけで仮死状態にはしてませんでした。
それで首元へナイフを突き立てるべく近付いたら、噛み付かれそうになって牙がかすめて手袋がズタズタにされた次第。

せいぜい中型犬以下のサイズの、ウリ坊に毛が生えた程度のイノシシであの有様ですよ。
今日のイノシシだと手袋じゃなくて手首がズタズタどころか消えてなくなりますよ。
しかも四肢を拘束どころかフリー状態。このままだと本気で命が危ないです。

対処案その1:「檻の中へ押し込む」
無理。重さ的にも、地形的にも。
足先が檻の床面に引っかかるだけです。

対処案その2:「自分が檻に入って引っ張り込む」
そのまま扉が閉まってイノシシに食い殺されたら、平成のミステリーとして名を遺すでしょうか。
無理か。
体を張ったギャグで済まされそうです。事件性すら認めてもらえなさそうです。
どっちみちその1と同じ理由で駄目です。

対処案その3:「諦める。現実は非情である」
なんかコレになりそうな気が割と本気でしてたんですけれども。
今回は走馬燈が仕事しました。
つまりは過去の経験から回答を引っ張り出せたわけで。
すなわち、仰向けにしてからアゴを踏みつけて噛み付かれないようにしておいて首元ではなく胸の心臓の辺りをプスー。

本来ならば心臓は傷つけず、動いてる状態のまま動脈か静脈を切って血抜きをするのですがそんな事を言ってる余裕はありません。
それでも刺した場所がよかったのか長い間ゴボゴボと出血が続いて、なんか普段より上手く血抜き出来たような。
つまりは僕の勝ち、ということで。

・仕事が終わってから自宅で修理。
レシピだけ社長に教わり、組み立てはおろか部品の調達から工具の選定まで自分一人でやったので、折れた針の交換とついでに微調整くらいちょちょいで終わります。既製品を使ってたらこうは行きますまい。
30分くらいで動作確認まで含めて作業完了。
20161117_02畳針
こんな事もあろうかと購入してあった予備。
いや、あろうかとは思ってましたけどまさか一ヵ月を待たずしてなるとか。
まったく油断大敵です。

って、今日は自分カケラも油断なんぞして無かったんですが。
つまりは実力か。駄目やん。




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