・我が社では、捕獲した獲物は一時間以内に会社へ持ち帰り、手早く処理して速やかに熟成保冷庫へ収納してしまいます。
しかし一般の猟師さんはおおむね他の仕事を兼業されているので、すぐに獲物を片付けることが出来ません。なので、すぐには獲物が傷まないよう色々と工夫されています。そのやり方はそれこそ千差万別でしょうが、現場でハラワタを抜いてから池や川などに漬けておいて体熱を下げる、という方法がメジャーではないでしょうか。
今日は、そんな猟師さんの獲物の回収をお手伝いしてきました。

・川というより淵、の方が正しいのでしょうか。
小川が滝のように流れ落ちる水たまりで、夏に泳ぎにきたら気持ち良さげなところでした。
そこに漬かっていたのはなかなかのサイズのイノシシで、ハラワタは抜いてありましたが後で測定したところ60キロ近くもありました。

それを3人掛かりでよいしょと引っ張り上げると、沢ガニが2,3匹ポロポロと落ちてきました。
おやこんなに寒いのにカニが、と一瞬思ってしまいましたけど、考えてみれば松葉ガニとか冬がシーズンなんだし何もおかしくありませんでした。
・・・・・・。
それでまあ、ふと。イノシシの腹腔内をぺろっと覗いてみたんですが。
そこには溢れんばかりにみっちりと沢ガニの群がぎゃあああああああああああああ!?

・何時だったか、グロに耐性がついてきたと言ったな。あれはやっぱり嘘だ!
いやだからこーゆうのは駄目だっつってんだろ畜生め。
ウッジーとはまた異なる趣きでありました。死ぬほどどうでもいいですけど。
なんであろうと、大群というのはそれだけで脅威ですな。まさに数の暴力。

いや、最初に数匹の沢ガニを見た時点で嫌ーな予感はしてたんですよ?ビシバシと。
なのにどうして人は、敢えて深淵を覗き込んでしまうのでしょーか・・・馬鹿だから?
おやおや、何だか核心を突いたような気がするのは何故なのか。

・あ、なんか大袈裟なこと言ってる、とか思ってますか。
ネタが無いからって話盛ってる、とか思ってますか。

ならばこれを見ろおおおおおおおおおおおおおお!?
20161215_101758
作業場へ運んで洗浄した後の様子。

現場で腹腔内に溜まった水を出すついでにおおかた追い出したと思ってたんですが。
ちょっとヒくぐらいにまだまだ残ってましたよ。一体どこに潜んでいやがったのやら。

回答:腹の中

はい。

・都市伝説といって良いんでしょうか。
日本海で海難事故が起きた年の冬はカニが大漁になる、という小噺を聞いたことがあります(黄河と上海ガニ、に置き換えても可)。
たちの悪いブラックジョークだと思ってたんですけど。

・・・もしかしてマジバナなのかorz
知りたくなかった、こんな現実。



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