でがらしくらし

日本全国(は無理)津々浦々レンタカー回送しつつ、福知山で小屋を建てたり偶には狩猟をしたり(多分)な日々を綴っていきます

小屋

“問題は未来だ”

だから私は、過去を振り返らない。  ~ビル・ゲイツ~

消したつもりでも・・・

「過去」というものは

人間の真の平和を
がんじがらめにする   ~ディアボロ~

・とまあそんな感じで。
先人もおっしゃる通り、過去は断ち切って行かねばなりません。大事なものはいつだって未来にしかない。目が前向きについているのは、後ろについていたら髪の毛が邪魔だからです。
だと言うのに、過去というものは何時までもしつこく絡みついて離してくれないのもまた事実。

過去ってやつはお構いなしに君の事を追い回す。
ひたすら ひたすら ひたすら ひたすら・・
なんでだかわかるかい?
さみしいからさ。過去や思い出ってやつは、とても寂しがり屋でね。   ~折原臨也~

何を言いたいのかというと、つまり僕は悪くないんです。
先日、久しぶりに明るいうちに帰宅した時にふと見てみたら。

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またかあああああああ

過去は・・・・・

バラバラにしてやっても

石の下から・・・・・

ミミズのように
はい出てくる・・・・・   ~ディアボロ~

はい出てきたのはミミズじゃなくて草なんですけどーー!
ってうるさい馬鹿。

・割と真剣に虚を突かれた思いがしましたよ。あの時キッパリ除草してからついぞ気配なんて無かったのに、幾星霜の時を経てなにゆえ復活するのか。しかも青々と力強く。恐るべし大自然。大自然もなにも自宅ですけど。

ジェバンニが一晩でやってくれました(嘘)

・かつての我が家の庭の状況。
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草を生やすのが唯一の存在意義みたいな無為な空間でしたが。
ある日帰宅すると、こんな具合にクラスチェンジしてました。
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これ即ち、空き地からドッグランに生まれ変わった姿です。
作ったのは、ご近所の木工職人さん及び有志一同。除く僕。

我が集落は公道から奥まった所にある元・別荘分譲地ですが、バブルが弾けた影響であちらこちら空き地だらけではあります。
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ついでに入ってくる車なんて数戸の在住者以外は郵便屋さんか運送業者くらいで、つまりはわんこを放し飼いにしたって支障はないと思うのですが、飼い主さん的にはそれでも落ち着かないそうで。
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先日、集落の管理組合の総会が終わった後のお茶会にてわんこ飼ってる人達が、日中わんこを放し飼いに出来るスペースがあったら良いのにね、みたいな話をされてたので、よかったらどうぞと申し出た次第。

かつては借地で営んでいた家庭菜園を自分の土地で気兼ねなくやりたいと購入した当物件ですが、割とすぐに就職決まって狩猟を始めて、日の出前から家を出て帰ってくるのは早くて夕方6時過ぎ。家庭菜園をやってる余裕など当然なく、長らく放置したままで多分今後も状況変わらなさげですので、まあいいかなーって。
もっと大胆にスペース取ってもらっても良かったんですが。
キチンと打ち合わせしなかったせいで手狭になってしまって申し訳ないと思ってたんですが、皆さん的にはこれでも十分だそうなのでひと安心。

・利用者の様子。被写体被ってまして、総勢3名です。
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写真ヘタか、とか勘違いされそうな図ばかりでどう誤解を解いたものか。

今日、帰ってきた時の様子。
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なんか増えてる(ガビーン)(雅語)。
ぶっちゃけ聞いてないんですけど。いえ別に良いんですけれどもね?

ちなみにお代とかは何も頂いてません。当然ですけど。ただ草刈りとかを皆さんでやって下さるそうなので、つまりはWIN-WINかと。

床下直し

・入植してから来月で満3年を迎えるマイスイートホームですが。
しばらく前から、床の一部がふわふわして来ていました。
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これこの通り、合板が厚み一枚分くらいたわんでます。

このポイント、まだ入植間もない頃に、飲用水に適さなくなっていた廃井戸を埋め立てた箇所です。
埋めた土が沈む&冷蔵庫等の重みのコンボで、ここに設置した基礎が下がってしまっていると思われます。

・・・なんで、一番地盤の脆弱な箇所に一番重い家財を置いてるんだ、とツッコミ入ってるかと思いますがうるさい黙れ。
こうなる事も覚悟の上での采配なんだから、想定内の事態ですので即ち問題は無いのです。

その証拠に、この通り、床下その他のメンテに備えて床板等を固定せずに据え置きしたままでいましたからね。
この工夫が活きることになったんだからむしろ言祝ぐべきことかと。
床を既存のものから作り変える手間を惜しんだツケの支払い日が来たんだろ、とかの指摘も却下。

・実は床のたわみに気付いてから一年以上経ってますテヘペロ。
まだ夏の盛りの頃に「あれココなんかヘコんでなくね?」と思いはしましたが、こんなクソ暑い時に冷蔵庫動かしーの床どけーのなんてやってられません。
で。寒くなってからボチボチやるかー、と一度は腰を上げましたが。「これ床板の裏とかで、カメムシその他が越冬してなくね?」なんて余計なことを考えてしまいまして。
別にそれらが這い出てきてしまっても寒さですぐに駆逐されるんでしょーけど、それでもなんかこーアレがアレで。結局症状がまだ軽かったこともあってそのまま放置。

そしておよそ一年が経過した先週の半ば。
帰宅して靴脱いで上がった瞬間に「ギシッ」とか鳴り出したので、流石に本気出さんといかんかなー、と発起した次第です。

以上が被告の弁明です御免なさい。

・それでは作業の手順を確認。これが現状。
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1.冷蔵庫や流し台など荷物をどける
2.コルクマットを剥がす
3.合板を剥がす
4.基礎をどける
5.砂利を追加して、転圧具でトントンして均す
6.逆の手順で元に戻す
以上な感じで。

使用するもの。
近所のホームセンターで購入しておいたバラス(砕石)。
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粒のサイズがよく判らなかったので二種類買っておきました。混ぜたら、大粒の間に小粒が入り込んで程よく支える形になるんじゃないかと素人判断。

次にこちら。まさに三年前、井戸を埋め立てた時に使用したきり放置してた、自作の転圧具。
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持ちあげた瞬間に分解したらどうしようと危惧してましたが、まだまだしっかりしてる様子。
使う道具と資材は以上。後は人力です。

・それでは作業開始ー。
頑張って冷蔵庫その他を移動。
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コルクマットと、二重に敷いていた合板の一枚目を移動。
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ここで異変に気付きましたよ。
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!?
右の合板が、根太の2x4材からズレて落ちてますがな。

そうそうそういえば三年前、2x4材を切る長さを勘違いしたか何かで、合板がギリギリ載るか載らないかのサイズだったよーな。互い違いに上に合板を敷いて重石にしたから大丈夫かと思っていましたが、上を歩いたりその振動で、合板或いは根太がズレて落ち込んで。
そして実質床板が合板一枚分になったことで、冷蔵庫その他の重みでじわじわたわんできた、と。そういう事?
じゃあ、元井戸の地盤沈下ではなかったんかい。oh・・・

砕石とか買うてもーたやんとか嘆きつつ、とにかく下の合板も外してみたら。
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あっれー。
やっぱ駄目じゃないですかよ。
そうそうこんな事したした、とか思い出しながら、床断熱の最後に突っ込みまくった断熱材の端材をバラして除けてみると。
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・・・おお。
なんか思ってた以上に沈んでました。三年前は、旧床板と木材を同じ高さに合わせてたんですが。

元・井戸穴を塞いでいた木材をどかしたらこんな感じ。
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木材を支えていた基礎がコニャニャチワ(古代語)。
割と本気で危惧していた虫とかヘビとかは居ませんでした。
ていうか、写真の上側に見えてる光は普通に屋外です。基礎の四方八方にこうして隙間があるので、風通しが良くて(良過ぎて)虫とか居ないみたいで一安心です。

それを更にどかしてみたら。
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元・井戸が沈下してるんじゃなくて、砂利の中に基礎が埋没してただけの様な。これ普通に三年前の転圧が足りなかっただけでは?ボブは訝しんだ。

購入した砕石を追加しなくても、均して再度転圧すれば済みそうな気もしますが。
返品するのも最早面倒くさいし、構わず投入してしまいます。
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取り敢えず袋ごと放り込んで、ここで開封して混ぜ混ぜするつもりだったんですけど。

あれ、これこのまま地面に置いて、上に基礎を載せといたらよくね?

日光にも雨風にも当たらないから袋は劣化しないでしょうし。破れて崩れて傾いたら、その時こそキチンと転圧すれば宜しいかと。
基礎や冷蔵庫の重みに耐えられるのか、とも疑問しましたが、ホームセンターだとパレット積みで10段以上は重ねてありますし。それに比べれば軽いはず。駄目なら知らん。知らんというか、だから転圧すれば済む話。ならばよし。

というわけで、こんな感じー。片方の袋は支えにしました。
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微妙に足りない高さは、端材で補います。
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材木を戻して―。
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断熱材も元通りに直します。元通りでないかも知れませんがどうでもいい。
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さて。
このまま合板を戻しても、またいずれズレて落ちて床ふわふわー、な事態は目に見えてますので。
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端材を根太に追加するような形で置いて、合板がしっかり載るようにします。
横向きの2x4とか断熱材とか切って幅を狭くするのが本来なんでしょうが。
言ってしまえば面倒くさいの一言なんですが。
それよりいい加減寒さによるつま先の痛さが洒落にならん。
靴下二重に加えて作業用のオーバーソックスも履いてるんですが。それに動きが少ないとはいえじっとしてるワケでもないのに何ぞこれ。

えー。3年前とかもっと寒い時期だったのに、どーやって凌いでいたのか自分。床を張った後は、屋内作業は土足ではなかった筈。

とにかく最早限界。どーにかなったんだからこれで完了。駄目ならまたその時の自分が頑張ればいい話です。
かくして元通り。てゆーか、上の方の写真と比較したらやっぱりちょっと変わってますけどだからもういいという事で。
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・仕事を終えてからのエネルギー補給。
美味し。
Lチキ黒胡椒だれ美味し。
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祝・復活。このままレギュラーメニューにしてもらえないものか。旨塩と黒胡椒だれだけでいい。辛口は要らん。

・そして一日フラフラして帰宅して。
やはり床がしっかりしているのはいいものです。
良い仕事をした。あとはまた2年も保ったら上出来かと。

カメムシ襲来

・なんか突然、カメムシがアホみたいに家の中にいるんですけど。
これまでは数日に1、2匹ほど見かける程度だったのが、今日帰宅してから既に10匹以上は捕まえて放り出してを繰り返してます。なんぞこれ。

・調べてみたら、15度を下回るくらいに寒くなってきて、不意に逆戻りで暖かくなった日に屋内への侵入が激増するそうです。まさに今日じゃないですかこれ。
外壁が白い、日当たりの良い家によく集まるそうです。まさに我が家じゃないですかこれ。
1、2ミリ程度の隙間があれば入り込んでくるそうです。我が家の隙間がそんなみみっちい幅なワケないじゃないですかこれ。

・どうも我が家がカメムシの巣窟になるのは必然だったみたいですねえ。
しかし去年はここまで酷くはなかった気がするんですけれども。
カメムシが多い年の冬は雪も多い、との俗説もありますそうでどーしたものか。

不幸中の幸いなのは、僕がカメムシのニオイがさっぱり気にならない体質だということでしょうか。
カメムシ同然にクサいと自白している訳ではありません。
ニオイを感じないとかでもなくて。
キュウリみたいなニオイがするなー、とは思うんですが。他の人が反応している程に悪臭だと感じないんですよね。だから捕まえるのも素手でガッといってそのままポイです。

同様に、ドクダミのニオイも大丈夫だったりします。
むしろハッカみたいなハーブ系の香りに感じて好きなくらいです。
周囲に話してもまるで理解してもらえないのですが、困るどころかこんな環境だとむしろ好都合というべきではないでしょうか。

・などとつらつら10分程度書き連ねているうちにも2匹ほどキャッチアンドリリースしたんですがいい加減鬱陶しくなってきましたよコレ。
ていうか、リリースしてたらまた入ってくるだけじゃありませんかよ。
グーグル先生に尋ねてみたら、ペットボトルに入れておいたら自分のニオイで自己中毒死してしまうとのこと。これが一番簡単で手っ取り早いんでやってみましょうか。
問題は、空のペットボトルが丁度切らしてることなんですけれども。

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とりあえずピ〇クルの空容器で代用してみましたよふふん。
伏字にする意味が皆無なんですけれどもネチケットってやつです。多分。

台風の爪痕

・台風の接近とともに雨風が強まってきたのはともかくとして、屋内なのに風を感じるという非論理的な謎の超常現象に悩まされた夜がようやく明けて。

・集落が受けた被害は、倒木により府道に出る道が塞がれたこと。
近所の方々と協力して片付けはしましたが、しかしおっさん連中のチェーンソーの使い方がなってないこと甚だしく。そんな切り方だと危ないケガするいっそ死ぬとどんだけ喧しく注意しても聞いてくれないし。
会長閣下の御言葉を無視するとはいかなる所存なのか。
最後にはふてくされて道路の掃除に専念しましたが僕は悪くありません。
まあ結局ケガ人は出なかったのだから良しとしましょう。泣いてません。

・そしてマイスイートホームが受けた被害。そのいち。
なんか柵が吹っ飛びました。
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もともと大分建て付けがグラグラになってはいましたが。
アルミ製で軽くてこんなスカスカの柵が、固定金具がねじ切れる程とは今回の台風恐るべし。

写真右下の、土が崩れてるように見えている部分は元からなのでお気になさらず。

・そのに。郵便ポストが吹っ飛びました。
ポストと言っても、百均で買った書類ケースに郵便マークを貼り付けただけの代物ですが。
20151206_郵便受け
もう少し大きい石を載せていたにも拘わらず、敷地の反対側まで転がっていました。

百均商品なので紛失しても問題なかったとは言えど無事なのは良かったのですが、それはさておき中に入っていたらしい郵便物も隣に落ちていたのにビックリ。それこそよく残っていたものです。
フジオフードシステムの株主優待お食事券3000円分。
命のやり取りに発展してもおかしくない額ですよ。本当に無事で良かった。

・そしてその惨。玄関ドアが壊れた。
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ドアと言うか、取っ手がもげたのですが。
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もともとこの小屋もどきをリフォームした際にちょっとギリギリを攻め過ぎまして、開け閉めが窮屈なドアではありました。
設計図とか描いたりせず、その時々で寸法だけざっくり測ってえいやってな勢いで作ってましたからね。高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に作業していたのですが、蝶番の厚みを考慮し忘れたのが割と致命的ではありました。

普段からちょっと固めな手ごたえが、雨など降ると湿気で膨れてより酷くなってました。
今朝も同様の事態につき、出るときには肩で押すようにこじ開けて、閉める際にギュッと押し込んでからその瞬間に忘れ物に気が付きまして。間髪入れずに取っ手を掴んでふんぬと引っ張ったらバッキリと逝っちゃいました。

ええまあ、もげたと言うよりもいだと言うべきなのかもしれませんけど。
台風が来なければこうなっていないのですから台風のせいで間違いないのです。

まあ上の写真を見て頂ければ判るのですが、コーススレッドのネジ部分がほんの数センチ効いていただけでしたので、むしろ二年足らずの間よくもってくれたと言うべきなのかもしれません。

・部材を買ってきて修理。ちなみにドアはなんとかこじ開けました。
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コーススレッドの跡をドリルで貫通させて、ボルトとナットで固定する形に変更しました。

その後ついでという事で、木工職人のお向かいさんにサンダーと鉋をお借りしてドアの接触部分を削っておきました。スムーズに開閉するようになってめでたしめでたし。

だったら良かったんですけれども。
なんかガバガバのゆるゆるで、しっかり閉じなくなりました(ノд`)

マグネットとちゃちい扉止めは付けてるんですが。
外で少し強い風が吹いたら、気圧差でドアがすぐ開きそうになってまじヤバい。
今まではドアの固さのお蔭で固定されていたのがぐあああ。
もっとしっかりした閂を、新たに設えないといけないみたいですガッデム。
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