でがらしくらし

日本全国(は無理)津々浦々レンタカー回送しつつ、福知山で小屋を建てたり偶には狩猟をしたり(多分)な日々を綴っていきます

コルクマット敷き直し

小屋暮らしを始めてからひと月あまり。
気になる点や不具合はちょいちょい直してきましたが、面倒過ぎるが為にずっと放置していた床のコルクマットのズレを、本日思い切って一気に直すことにしました。

現状はこんな感じ。
波打ってたり、
20160321_02波打ち
或いは、マット同士がうまく嵌ってなかったり。
20160321_03嵌らない

原因は推測ついてまして。
元祖床板がいまいち水平でなかった上にネオ床板を根太へ打ち付けていないので微妙に反ったままで、要は極論すると床がデコボコな訳です。
加えて、床一面にコルクマットを敷き詰めて、かつ下の写真のように端には重い家具や荷物を載せて押さえ付けている為、歪みが中央付近に集まってジョイント部分が盛り上がったり逆に外れてしまっている次第です。
20160321_01現状

対策としましては、家具や荷物は床板へ直置きにして、中央部分の自分が寝起きするスペースにのみコルクマットを敷き、四方はフリーにしておきます。そうしたら歪みがあっても端っこへ追いやって誤魔化せるだろうという目論見です。

という訳で作業開始。
室内北側の台所やトイレなど、まず動かすことのない家具の下敷きになっているコルクマットを撤去。
20160321_04撤去
排水ホースとか引っこ抜かないよう気を付けて、まあ頑張りました。

それからコルクマットの敷き直し。
20160321_05敷き直し

敷き直す前。東西南北こんな感じで壁の際っ際までコルクマットを敷いてましたが、
20160321_06壁ギリ
敷き直した後は余裕たっぷり。荷物も床板の上です。
20160321_07隙間
そして作業完了。うまい具合にマット間のチグハグ感が無くなっていい感じになりました。

しかしなんと全体の半分ものコルクマットが余剰在庫化してしまいましたよ。
いったい何千円分無駄に買ってしまったんですかねぇorz
20160321_08余り

置いとくのも邪魔ですし、しかし使用済みゆえリサイクルショップに売るのも無理でしょうし捨てるのは勿体ないし。仕方ないので2重に敷いておくことにしました。
20160321_09二重
クッション性が2倍!どうでもいいですけど。
色あせたり汚れたり劣化したら、上下入れ替えればいいかなー、と。

改修作業三十日目:天井の隙間対策その2とトイレ開封

今朝は寒さで目が覚めました。外に出たら、霜で真っ白でしたよ。
暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さは続きます・・・天気予報か。

寒さ対策には体を動かすのが一番です。
幸いというかなんというか、今日最初の作業は床板の張り直しから。
20160204_01床材張り直し
途中の写真は省略。杉板とOSBを入れ替えたうえで、コルクマットを敷き直していきます。

最後の最後でトラブル発生。最後の一枚がどうしてもジョイント出来ません。
20160204_02最後の一枚入らず
上側にした杉板合板も、まだ若干の歪みがあります。その歪みにコルクマットが引っ張られて、最後の一枚に集約している模様。
これはもうどうしようもないので保留。床板の歪みが収まるのを待つか、釘で固定するかです。

次。
天井の垂木と軒桁の隙間を塞ぎます。
使用する新兵器はコレ。じゃじゃーん(棒読み)。
20160204_03ウレタンフォーム
発泡ウレタンスプレー。
その名の通り、自分で発泡・膨張するウレタン樹脂を噴き付けます。発泡ウレタンは住宅の断熱材、すきま気密材をはじめ、車のエアロ補強、防音デッドニング、船舶ヨットの浮力保持や不沈構造うんぬんかんぬん。

使用適温は20度のため、暖かい室内に2,3時間置くかぬるま湯で温める旨の裏書がありますが、どちらも用意するのは自分にとって容易ではありません。シャレでもありません。
幸い朝から日が射していたので、車内放置で温めておきました。

ウレタンが付着すると容易に取れないとのことなので、久しぶりにヤッケ着用。
20160204_06ヤッケ着用

そして意気揚々と作業開始。
昨晩YouTubeで予習・イメトレは繰り返しましたし、こんな壁の穴で実地練習もしました。その結果。
20160204_05壁の穴

20160204_07惨状01
20160204_08惨状02
20160204_09煙抜き
20160204_10北壁

なんと申し開きをしたらいいんでしょうか。
思っていたより流動性が高かったといいますか。

細い隙間ならよかったんですよ。噴き付け一回で塞がって、後は樹脂が膨張・固化するのを待てばいいんです。
けど幅が4,5cmもあるようだと当然一回では塞がらず。そのまま二回三回と噴き付けるとその勢いで前の分が奥へ奥へと押し流されて。

結果、上記の惨状となりました。ええ、肝心の垂木の隙間はほとんど塞がってないんです。
言い方が少しまずかったですかね。
モコモコはみ出てる部分は、固化したらカッターなどで削ればいいんです。
写真の状況がおかしい訳ではなく、見えない部分の穴が開きっぱなしというだけでしてorz

煙抜きと、窓枠の上の小さい隙間はオッケーでしたが。
一か所一か所に噴き付け過ぎて、壁一枚分も終えないままに中身無くなりました

そんなわけで、また別の方法を考えなければなりません。
最初は、例の元・ベンチの廃材で塞いでいくつもりだったんです。が。
20160204_11隙間の位置
こんな写真で判りますかね。
左から軒桁ごしに手を伸ばして、指で元・スノコ壁の上部の断熱材に触れてるんですが。
この指先に、隙間があるんです。正確には垂木と軒桁との隙間、という訳ではないんですね。

下が発泡スチロール同然の断熱材なので、廃材を打ち付けることは出来ません。上の天井にだと穴が開いて雨漏りしてしまいますし、垂木に釘を斜め打ちするのも大変だしそもそも金槌やインパクトドライバが入らない場所もありますし。

だからこそウレタンフォームだったんですけど御覧の有様。
さてどーしたものかとしばらく頭を悩ませていましたが。

20160204_12断熱材購入
結局、断熱材を切って押し込むことにしました。
新しく買ってきたのは、端材を取り出すために床板をまた剥がすのは御免被るとかそーいった訳ではなく。
もしも量が足りなかったら結局買い出しに行くことになるから二度手間だなー、と。
あれ、言ってること変わりませんね。
まあそれはともかく。

20160204_13車上作業
もう屋内作業は出来ませんので。
好天なのを幸い、車上作業にてカット。

断熱材の固定には、ドア作成時にちょっと使用しただけで大量に余っている木工ボンドを使うことにします。
20160204_14木工ボンド

どうせ木材同士にしか使えないってオチだろうとか思われそうですが。
20160204_15木工ボンド裏書
流石に笑いの神も見逃して下さったようで。発泡スチロールに使えるなら断熱材でもイケるでしょう。

それでまあこんな感じで隙間を塞いでいきます。
20160204_16断熱材はめ込み
鬼畜なのが、垂木の間隔が一つ一つ違うんです。測っては切り、測っては切りの繰り返し。

20160204_17隙間
若干の隙間が生じてしまいますが、これはまたコーキング材を買ってきて塞ぐことにします。

ちなみに先日注入したコーキング材はこんな感じで固まってます。
20160204_18シーリング固化
色はクリア(透明)を選んだんですけど、結構白いですねえ。

もはや邪魔なだけの中途半端なウレタンフォームは、既に固化しているので毟り取ります。
20160204_19ウレタンフォーム
もしかしたらですが。
隙間を一息に全部埋めてしまおうとするんじゃなくて。
まずは一回だけ塗布。それが膨張・固化したらその上にまた塗布。
これを繰り返していたら、ちゃんと隙間を埋めることが出来たかもしれません。
また使う機会があったら、今度は落ち着いてやってみようと思います。

所で話は変わるんですけど。
自分は経験がないので判らないんですが、バリウムを飲んだ後ってこんな感じなんでしょーか。何がとは言いませんが。

20160204_20煙抜きの穴
ちなみに煙抜きの穴の様子。こちらは一か所だけ隙間が残ったんですが、これは塞がずそのままにしようと思います。
今のところ、天井まで断熱するつもりは無く。てゆーかそもそも出来る気が無く。
それでストーブなど暖房器具を入れたら間違いなく結露します。
なので多少の隙間を残しておけば、換気になって少しはマシなのではないかなー、という考えです。

そんなこんなで作業完了。
20160204_21作業完了北壁
20160204_22作業完了南
北壁については追加した断熱材が見えますが、それ以外は軒桁に隠れて見えません。

20160204_23作業完了南外から
と思ってたんですが。外から確認してみるとこれはいけません。
まだボンドが固まっていなかったので、印字のない方にひっくり返しておきました。

次。コンポストトイレの設置準備。
長きにわたってキッチンシステムの一部を担ってきてくれましたが、遂にその役目を終える時が来ました・・・!
20160204_24トイレ箱

中身。受け取り時に確認はしていましたが。
20160204_25トイレ内容
左上からトイレ本体、分別ボウル(大小を分けます)、攪拌ハンドル、酵素液、発酵母材、ホース、換気ファン。

便槽を覗いたところ。
20160204_26トイレ内部

説明書の一部。
20160204_27トイレ説明書
入植初日に受け取っておきながら今日まで設置してこなかった理由の一つがこれです。大小を分別して、小はタンクなどに排出するんですが。それに高低差が必要になり、なんらかの加工を行わなければいけません。

こちらはトイレの裏面。左下の穴が、小を排出するホースの出し口です。
20160204_28トイレ背面
凍結したら困るので、タンクは台所の排水と一つにして室内に置いておくつもりだったんですが、それだとトイレを相当高く設置する必要があり、手間だし多分落ち着かないです。
タンクを外に出すなら問題はありませんが、今度は凍結対策が必要になります。

これはちょっと思案の為所。しばらく検討してみます。


以上、長々と続けて参りましたが。
本日をもって、改修作業は一旦完了とさせて頂きます。
天井隙間のコーキングとか少々残ってますけど、ちょうど三十日で区切りがいいですし。
ちなみに外壁作業(漆喰を塗る予定)は当分先の春以降になります。

明日からは内装作業に入ります。
といってもトイレ以外は大体が買い物して設置していく程度なので、ひょっとしたら更新ペースは毎日ではなくなるかもしれませんが悪しからず。

20160204_29床で自炊
床で自炊する日々も、もうすぐ終わりそうな予感・・・!

改修作業二十九日目:床材購入と屋根の隙間塞ぎ

今日は朝から買い出しということで、ホームセンターが開く時間までテントの中でゴロゴロと。
してたんですが不意に今朝も健康であるが為に急いでいつものコンビニへ。

そしたら店先にテントやらテーブルやらを並べていて何事かと思ったんですが、どうやら節分の恵方巻を販売するための特設ブースだったようです。
コンビニでもこんなに売れるものなんですねえ。
まあこの辺は周囲10km以内にこのコンビニと小さなスーパーしか店舗が無いからかもしれませんが。

自分も季節の風物詩は好きなので、買い出し帰りに別のスーパーでですが恵方巻を食べてきました。
20160203_01ロールちゃん
恵方巻です。

購入資材その1。OSB合板9ミリ。
20160203_02OSB合板

床板には国産杉製構造用合板12ミリを敷設済みですが、微妙にたわむ感触がして頼りありません。
以前、元・炉と井戸を塞いでいたときも一枚では踏み抜きそうだったので二重にしていました。
なので、床板をもう一枚重ねることに決定。調べると針葉樹製よりOSB合板の方が強度は上とのことなので、9ミリ材を購入しました。

それで帰る途中にスーパーに寄って昼食と買い物を済ませた訳ですが。店を出ると、晴れていたはずの空が曇ってあられなんぞが降り出してました。
合板には耐水性がありますが、それでも濡らすのは不味いと急いで帰宅。家に着く頃にはほぼ止んでいましたが、まだ安心できない空模様なので合板を室内に運び込もうとしました。ら。

20160203_03テント片付け忘れ

orz
まさにこの通り、膝から崩れ落ちましたよ?
ドアを開けるその瞬間まで完っ全に失念してました。

気を取り直して、テントを片付けてから作業開始。
こんな感じで、杉板とは互い違いになるように敷いていきます。
20160203_04OSB一枚設置

敷いたOSBの上に荷物を移動。
20160203_05荷物移動
もはや手慣れたものです。嘘です。いちいち面倒くさいし疲れるし。

それはともかくとして敷設完了。
20160203_06OSB完了
サイズは杉板と同じですから、こうして隙間が出来るのは想定済みです。

で。次の作業に移る前に。
床板が増強されたので、お向かいさんから脚立を借りてきました。
20160203_07脚立
なんでこんなものを?と思われるでしょうが。
上を見上げれば一目瞭然。

20160203_08煙抜き
そう、我が家は元・バーベーキューハウス。
入母屋造の屋根部分に、煙抜きの穴があるんです。南北両方に。
こちら昔の姿ですが我が家の外観。
20151206_小屋外観
上の屋根の暗い部分の奥に、こんなのがドカンと開いております。
20160203_10煙抜きアップ

そして脚立に上って目を転じると、角度的によく見える垂木と軒桁の間の隙間。
20160203_09垂木穴
こちらは四方八方に開いてます。

という訳で、ひと月近くも作業をして参りました当家ですが、未だに風通しは蝶・サイコーな状態ですorz
実際、脚立に上ってみるとヒクほど顔に風を感じてしまいました。
こんな感じで新鮮な外気が天井から入って降りてくるんだから、日があたる日中はともかく夜は寒いに決まってます。なのにテント無しで寝るなんてバカじゃないですかね自分。

煙抜きの寸法を測って、廃材をカット。
20160203_11廃材カット

こんな感じで、廃材を垂木に屋根材のアスファルトシングルで押し付ける形で据え付けます。
20160203_12一本セット

セット完了。
20160203_13全部セット
昨日のシリコンコーキング材の残りを、接着剤代わりに注入します。
と思いましたが途中で完全に無くなってしまいました。まあしっかり固定できてるんで大丈夫でしょう。

端にまだ隙間が残っていますが、これは垂木の隙間と一緒に塞ぎます。
が、その作業を行うには残り時間が中途半端なので明日にします。


そして購入資材その2。ジョイント式のコルクマット。
20160203_14コルクマット
クッションフロアを使用するつもりでしたが予定変更。

ちなみにコルクマットの使用は、小屋暮らしの偉大なる先人・かつや氏が既に二年前に通過した場所です。

知ってて何故買ってやがる、と言われそうですけど。
店先でクッションフロアを確認したら、横幅が910ミリ又は1820ミリで合板と同じサイズでした。
なのでこれを敷いたら、10数センチ程度の不足巾が出るのは明らかです。
これに加えて例の柱と壁による段差分をカバーするのも手間ですし、床下確認の際に全部剥がすのも大変です。

一方こちらのジョイントマットなら、切り張りして隙間を埋めるのは比較的容易ですし、床下確認についてもその部分だけ外せばいいですし。
水分などで劣化すると判ってるなら覚悟も出来ます。台所やトイレ周りだけシートを敷く手もあります。
そんな理由でこちらを選択しました。ちなみに費用はクッションフロアの1.5倍くらいorz

敷設中。レゴで遊んでるみたいで正直楽しいです。
20160203_15敷設中

角の接合部分とか、よく出来てます。
20160203_16角部分

合板の隙間の上。全く、とはいきませんが。踏んでみても違和感はさほどありません。
20160203_17隙間の上

20160203_18壁との隙間
壁との隙間は、実際どーしたものでしょうねえ。
切って、押し付けるか。
余分にマットを買ってきて、それを切って埋めるか。
あるいは幅広のテープを貼ってしまうか。

なんか、掃除機を買って定期的にホコリを吸い取るのが一番楽で確実な気がします。
どんなに頑張ったって隙間は残るだろうし、そこからホコリは入るでしょう。
変に塞ぐとそのホコリを取り除けなくなってダニとかが繁殖するだけですし。
そもそも端とか以前に、ジョイントマットのジョイント部分の下にはゴミやホコリが溜まり易いと口コミサイトにもありましたし。

よし、買おう(即決

ちなみにこれまで住んでいたところはフローリングだったので、コロコロとお掃除シートを使っていて掃除機は持っていませんでした。

で。どんどんマットを繋げていってたんですが。徐々にはめ込むのがきつくなってきました。
どうも床板のたわみのせいで、マットが引っ張られている様子。
20160203_19OSB浮き過ぎ
OSBという材の特性なのか、買ってきたばかりだからなのかは判りませんが、洒落にならない歪みっぷりです。
なので。ここまで敷いたコルクマットは一旦剥がして。
今日敷設したOSBも、昨日苦労して微調整した杉板合板も全て剥がして、OSBを下に、杉板を上に入れ替えることにします。
実際、一か所で試してみるとほとんど歪みは無くなりました。

よって明日の作業予定。
まず、床板の入れ替え。
次に、コルクマットを全部敷く。
それから垂木の隙間の穴埋め。

そしていよいよトイレの仮設置。必要資材をリストアップして、流し台やら電気コードやらと一緒に買い出しは明後日になるでしょうか。あと換気扇を設置して、細々したものを揃えて・・・

なんかマジであと3、4日で一旦完了しそうなんですが。
つまりは明日か明後日には致命的なトラブルが発生する予感・・・!

などと後ろ向きに心構えをしておいて今日はこれまで。

改修作業二十八日目:床板調整、隙間対策

昨日の記事にて、ついにやらかしてしまったタイトル誤字。 (正:改修 誤:回収)
今の今まで気づきませんでしたorz

明け方に少し足先が冷たいかなー、というくらいで一応は大丈夫でした。
それでも今晩はテントをちゃんと出しますが。
ちなみに寝起き状態はこんな感じ。
20160202_01寝起き
千円程度の安物の寝袋を2重にしてるだけですが、この季節でも屋内なら割となんとかなるものです。
まあその分思いっ切り厚着してますが。
靴下2重、
パンツ+股引+カーゴパンツ、
Tシャツ+カッター+トレーナー+フリース+ウインドブレーカー。
あと軍手とリストバンドとネックウォーマーと帽子をつけて寝ています。
起きてもいます。
要は24時間同じ格好で過ごしてます。


それはさておき作業開始。
柱と壁との段差によるこんな感じの隙間が、四方の壁とネオ床板との間に出来ているので埋めていきます。
20160202_02壁と柱の段差による隙間
使用するのはこちらの廃材の山。最初の頃に撤去した元・ベンチです。
20160202_03廃材の山

試行錯誤しながら埋めていきます。きっちりでなくても、後は敷物で誤魔化すつもりです。
20160202_04隙間埋め

南端の2枚分が完了ー。
20160202_05南側完了

断熱材が微妙に大きいため、木材がぴったり合っていないの図。
20160202_06断熱材修正
本来なら木材同士は木ネジで固定してあるので、少々大きくても押し込んでしまえるんですが。
仕方がないので慎重に削って調整します。

そんなこんなを繰り返し、昼過ぎまでかかって床板の微調整と隙間埋めが完了。
残っていた断熱材の端材は、全部床下に投入してしまいます。
20160202_07断熱材端材突っ込み
壁と床との隙間の補填に使うつもりでしたが、廃材だけで間に合ったので。
こんな適当に置いてるだけで効果があるかは判りませんが、まあやらないよりはマシでしょう。
写真はありませんが、北端の端材で埋めた部分にも投入してます。こちらは端材同士の隙間を塞ぐ形で。

ドア裏については、サイズがしっくり合わなかったため、新しく断熱材を一枚買ってくることにしました。

で。予定ならばクッションフロアの買い出しに行きたかったのですが、朝から雨やらみぞれやらが降ったり止んだりの空模様なため、このまま屋内作業を続行します。
内容は、昨晩身をもって体感した隙間風対策。
先日購入しておいた、こちらの道具を使用します。
20160202_08隙間対策

まずは窓の隙間。
先日窓一枚分だけ実施しましたが、上げ下げ窓と壁との隙間をテープで塞ぎます。
20160128_06上げ下げ窓の隙間
こんな具合の隙間がありまして、顔を近付けると結構風を感じます。

20160202_09テープ貼った後
こんな感じでテープを貼ってみます。
そして窓を下してみた結果。
20160202_10隙間あり
大体は塞ぐことが出来てますが、木材がたわんでるので中央の辺りに若干の隙間が残ってしまいますねえ。
また別の方法を考えてみます。

次。こんな具合の木材同士の隙間を、コーキング材で埋めていきます。
20160202_11材の隙間

こんな感じで。最初は要領を得ませんでしたが、慣れれば大分マシになったと思います。
20160202_12コーキング後
ずっと気になっていた小さい隙間を全て埋めた所で、丁度コーキング材を使い果たしたので作業終了。

・・・ええ、「小さい」隙間は埋まりました。「大きい」隙間については、また後日。

夕飯の支度の前に、テントを再設営。
20160202_13テント設営中
これは設営中、フライシートをかけてないインナーだけの状態。
メッシュなので、夏でも蚊帳代わりに使えそうですねえ。

20160202_14テント完成
そして完成。
なんて頼もしい姿・・・!矢でも鉄砲でも降ってこいってオーラを感じます。嘘ですが。

明日は天気はマシなようなので、朝から買い出しに行ってきます。
なるべく早めに済ませて戻ってきて、「大きい」隙間対策を済ませてから床作業。なんとか一日で終えたいものですがどうなることやら。


改修作業二十五日目:基礎修正と壁断熱

本日は朝から、京都市左京区のホームセンターコーナン 宝ケ池店に来ています。
20160130_01コーナン外観
またサボった訳ではなく、ちゃんと目的があっての訪問です。

取り敢えず「住めればいいんだよ!」をモットーに改修作業を行っている我が家ですが、後回しにしている外壁については何時も頭の片隅で気にしてはいました。
20160130_02小屋現状外観
現状のベニヤまみれの外観。ベニヤと言ってますが正確には特類構造用合板で、ある程度の耐水性はありますが万全では無く、何らかの防水処理を施す必要があります。
一般にDIYによる外壁としては、杉板等のよろい張り、トタン、波板、サイディング、ペンキ、漆喰、モルタル等がありますが、色々検討してきた結果、漆喰をやってみたいなー、と思ってました。

そして先日、少し遠くのホームセンターに行った際、こんな商品を見つけました。

「漆喰うま~くヌレール」(日本プラスター株式会社)

・・・。
ネーミングセンス云々よりも、このネーミングで商品化まで持って行く心意気が素晴らしいというか。
それはともかく。
調べてみたらかなり実績のある製品のようで、素人からプロまで幅広く使用されているとのこと。
ならばこれでやってみようかと考えていると、上記の公式サイトにて実演会が開催されることを知りました。
しかもほんの数日後(=今日)。京都市内で。
これはもう行ってこいと言われているも同然と思い、かくして参上した次第です。

こちらが実演会会場の様子。
20160130_03実演会外観
思った以上にショボイ。演者と観客の距離が近い、アットホームな雰囲気でした。ホームセンターなだけに。

20160130_04実演の様子
実演の様子。この後で自分も体験させてもらいつつ、コツその他色々と教えて頂きました。

20160130_05配布物
頂いた配布物。ぶっちゃけ近所のホームセンターで同じものを入手済みなんですがそれはさておき。

実演会に参加したことによる収穫:
その1。
合板に塗る場合は下地用+仕上げ用を塗る必要があるのですが、
色が十種あるうちの白色でいいならば、下地用を2回塗ればいい。
(下地用=糊成分が増やしてあるだけの白い漆喰)
その2。
塗り方のコツ色々。
その3。
東京だけだった常設の体験・体感ショールームが、先日京都市内に開設されたばかり。
(写真右下。公式サイトにはまだ反映されていない)

こんなものでしょうか。特にその1が有り難いです。出費と資材の在庫を減らすことが出来るので。

漆喰は最低気温が5度を上回る時期じゃないと乾燥しないとのことなので、外壁作業は数カ月先になりそうです。
なので適当な時期に体験ショールームも訪ねてみようと思います。

実演会会場を辞したのが11時頃。
折角京都市内まで来たのですが、観光するには車だと駐車代が高いし土曜日で人が多そうだしそもそもあまり興味がないので、そのまま福知山へ帰還しました。
経路をカーナビに任せてたらえらい山道を走らされて難儀しましたが。


それはさておき。昼過ぎに戻って、昨日の作業の続きです。
先ずは昨日撤去しきれなかった木枠の最後の一本。
20160130_06最後の枠撤去
結局お向かいさんに長バールをお借りすることになりました。
てゆーかなんだこのヤケクソのような釘の数はorz

釘はペンチで引っこ抜き、穴は後日シーリング材で塞ぐ予定です。

次に、基礎石の再調整。
元・バーベキュー炉の上に張った床板は問題ないのですが、元・井戸の上に張った床板は数日後には踏んだらたわむようになってました。
それで井戸を埋めて以来初めて、半月ぶりくらいに床板を上げてみた結果。
20160130_08基礎沈んだ様子
床板と横棒が接する形で基礎を置いていましたが、10センチ近くは沈み込んでいます。

元・土建屋のはす向かいさん曰く、大体5日くらいで沈み切るので、それから基礎を置き直せば良いとのことでした。
なので、床板作業を行う前に基礎を再調整しておきます。
20160130_09バラス4袋
バラスを奮発して4袋購入。余ったらドロドロの前庭に敷くつもりです。

20160130_10バラスをばらす
バラスをバラし(極刑)、
20160130_12ランマ
お懐かしいお手製ランマで転圧をかけて
20160130_11基礎調整中
基礎石を再調整。特に問題なく作業完了。再び合板で蓋をしておきました。

ちなみに大した作業量ではないんですけど、この段階で結構汗ばんでしまいました。
なんせ室内だと温度が高いので。
なんせ室内だと温度が高いので!

窓を開けようかと少し悩みましたよ。もう夕方で直に寒くなるだろうからやめときましたけど。
いやー参った参った。暑いのは困りますよねホント。

20160130_13バラス前庭へ
余ったバラス一袋分を前庭へバラしてみましたが、まるで量が足りないorz
しかも粒がちっちゃい。というかちゃっちい・・・

気を取り直して次。
窓の下、外壁=内壁である合板一枚きりの壁に断熱材を貼ります。写真は木枠を外す前ですが。
20160129_05引っ越し後


サイズを測ってカット。
今までカッターナイフを使ってきたのですが、ノコギリや丸ノコの方が綺麗に切れるという話をネットで読みました。
なのでノコギリで試しに切ってみます。
20160130_14断熱材ノコカット
確かに、これはいい感じですよ・・・!
断面が綺麗だし、なによりまっすぐに切ることが出来ます。粉塵がちょっと凄いですが。まあ木屑やら砂埃やらでアレな室内なので問題なしです。

そしてはめ込んでみるとー・・・
20160130_15壁断熱
ピッタリですよ!

内壁は当面張らずにこのまま断熱材剥き出し状態にするつもりです。
何かがちょっと当たれば簡単にへこんではしまうんですが。
考えてみればほんの少し前までの日本家屋は襖やら障子やら、発泡スチロールより余程貧弱な建具がふんだんに使用されていました。
普段は傷つけないよう日常の所作に注意を払い、万一のときは千代紙を貼ったり箪笥などで隠しておいて年末の大掃除で張り替えたりと、色々と工夫しながら暮らしていた訳です。そんな昔の生活に倣ってみるつもりです。

などと理論武装しておきます。
実際には別の理由があるんですが、明言するのもアレなので婉曲に表現しておきますと財布の事情です。

今日はこの壁一枚分だけで時間切れ。
明日は残りの分を仕上げて、いよいよ床板作業を開始する予定です。





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