でがらしくらし

日本全国(は無理)津々浦々レンタカー回送しつつ、福知山で小屋を建てたり偶には狩猟をしたり(多分)な日々を綴っていきます

庭仕事

言ったかどうか覚えてないんですけれども。
我が家の敷地内には集落の共同水道の蛇口が立ち上がっていない為、10mほど離れた処にある水道からポリタンクに水を汲んで利用しています。

そして先日、我が家の前の持ち主さんと会う機会がありまして、その際に水道の件についてお尋ねしたところ、水道管自体は通っているとのこと。それで会社の人達の勧めもあって、試しに掘ってみることにしました。

掘削道具:ツルハシとスコップ。
20160429_01借り物ツルハシ
まーたお向かいさんから借りてきやがって、とか思われた方もいるかもしれませんが。
自分もそれなりに成長はするのです。何時までもご近所さんに甘えているばかりにはいきません。
借りたのは会社からです。

やたら寒い朝なのを幸い、体をあっためがてら格闘すること30分。
20160429_02穴掘り
無いんですけど。

一応、言われた通りの位置&深さではあるはずなんですが。
もう少し拡張してみましょうか。
ただし前日の夜遅くまで降っていた雨のおかげで土が激・重いんで今日はここまで。続きは後日。

しかし、水道管を見付けたとしてどーしたものか。
元栓を付けるのは水道工事業者に依頼するしかないんですが、そんな金はきっぱりと有りませんし。
元栓から先は自分でどーにかするとして、冬の凍結対策やら何やらで大変だし絶対ヘマするし(断言)そもそもやっぱり金ないし。

ていうか、たった10m歩いたところに蛇口があるんだよなあ・・・・・・埋めるか?

まあ折角これだけ掘ったんだし、もう少しだけ頑張ってみますか。
何のために苦労してるんだろうかと冷静になってしまいそうですが。


その後は風呂に行ったり買い物してきたり。
その成果の一つ:除草剤。
20160429_03除草剤
庭では果樹や花を植えたり野菜を栽培したりするんで手で草刈りをするつもりではいるんですが、それはまたおいおいと。
除草剤は家の周りに散布します。
20160429_04庭の様子
20160429_05庭の様子
このままですと床下の換気口が草に覆われて、我が家の寿命が縮まることは確実なので。
スギナやドクダミを手刈りで根絶することはまず不可能なので、人類の叡智に頼ることにしました。

しかし一本千円近くがあっという間に無くなった・・・・・・
これで効果が無かったら泣きますよ。信じるぞ、世界No.1ブランドとやら。

買物その2:剣鉈にベルト装着。
20160429_06ベルト装着
腰に巻いて悦に入ったりしてません。
意味なく鞘から抜いたり収めたり、刀身を眺めてうっとりしたり切っ先をつついて軽く出血したりもしてません。
剣鉈というだけあって、林業研修時代に貸与されていた鉈よりはるかに剣らしくてカッコいいですがやってませんから。

花の季節

数日留守にして帰宅した一昨日、気が付くとお向かいさんの庭木に花が咲いてました。
綺麗だなー、と思って眺めてたんですが。
今朝よくよく見てみたら、ウチの庭木でしたがな。

なんでしょうねこの花。
20160406_01庭木
全体図。
20160406_02庭木

そういえば、しばらく前から庭にポツポツこんな草花が咲いてます。こやつも正体不明。まあ自分が無知なだけですが。
20160406_03庭草
姫路でやってた畑ではみかけなかった野花ですが、この辺りでは割とあちらこちらで咲いてます。

ご近所の桜。
20160406_04近所の桜
奥に一軒家があるんですが、きっと窓から見えるのは桜ばかりでさぞ絶景でしょうね。
でもこれからの季節、葉が落ちるまで日照ゼロになりそうですけどいいんでしょうか。

畑の畝立て

畑仕事をしていますと、冬野菜が終わってから春野菜ができるまでと、夏野菜が終ってから秋野菜ができるまでの年二回、野菜が収穫できなくなる時期がありまして、これを端境期といいます。
どうやら狩猟肉業界でも同様らしく、猟期が終わって有害鳥獣駆除が始まるのを待っている現在、肉が入ってこないので仕事が無いという訳で、急遽一週間も休みを頂くことに相成りました。

ちょうど先日あぶく銭をゲットしたばかりですし(違)どこぞに遊びに行ってもいいんですが、大分暖かくなってきましたので伸ばし伸ばししていた庭の開墾を行うことにしました。

現状。
20160330_01作業前
鍬で草を削って
20160330_02草を削って
先日の焚火大会の灰を撒いて
20160330_03灰を撒いて
溝を掘って、掘り上げた土を盛って畝にして
20160330_04溝掘って盛り上げて
購入済みの腐葉土を
20160330_05腐葉土
撒いて
20160330_06腐葉土を撒いて
均して
20160330_07均して
最初に削った草で覆って完成。
20160330_08草で覆って完成

不耕起栽培とか自然農法とか呼ばれる手法です。
一年前まで、実家にて近所に休耕田を借りて数年間、このやり方で畑もどきを営んでました。
生ごみとか米ぬかとか落ち葉とか周囲の刈草とか適当に投入していたので、正確には自然農法ではありませんが(自然農法は基本的に肥料を入れない)。

何を植えるかはいまいち未定です。
実家時代は直売してましたので多品種栽培してましたが、今後は基本的に自分で食べる分だけですから、種類も量もそんなに要らないんですよねー。サツマイモの苗が売り出される4月後半までにボチボチ決めていこうかと。

畝立てで出てきた石。
20160330_09石

井戸埋め作業で荒れた玄関先の、露出した土をカバーするためにばら撒きます。
20160330_10エントランス状況
・・・この面積に。

20160330_11焼石に水
何という焼け石に水。水じゃなくて石ですけど。

次に果樹苗の定植。
ブルーベリー。着果させるためには2品種植えないといけないそうです。ボッタクリの口実じゃあるまいな・・・
20160327_02ブルーベリー
柿とイチジク。こちらは一本でも着果すると説明書きされてました。
20160327_03柿いちじく

自分干柿が好きなもので、柿を植える目的は当然干柿を量産するためです。
なので渋柿の苗を探したものの何処にも置いてなくて困ってましたが、調べてみたら甘柿でも普通に干柿に出来るし、渋柿と違って干してる途中でも美味しく食べられるとのこと。
なのでそれならばと甘柿苗を購入しました。

まあ桃栗三年柿八年ですから、干柿パーティー開催出来るのは当分先ですけど。

それぞれ植え付け完了。
20160327_04BB植付
20160327_05BB植付
20160327_06いちじく植付
20160327_07柿植付
ブルーベリーは写真を撮り忘れましたがピートモスを漉き込んだりアレコレしてます。

午後からは天気が崩れるとの予報につき、この辺りで店じまいして買い物など行ってましたが。
帰ってきても普通に快晴のままでしたので畝立て2本目。
20160330_12畝2本完成
なんか幅が違うように見えますが錯覚です。ええそうですとも。

廃材焼却

またもや猪肉を頂いてしまいました。
20160311_01猪メシ
「写真、使い回しじゃね?」みたいな失礼なツッコミは却下。
だってちゃんと新しい写真ですから!具材が毎回同じなので同じに見えるだけです。

先日の日曜日は、雨やら風やらで延び延びになってた廃材の焼却をようやっと行いました。
20160313_01庭の廃材
以前はロケストで遊びながらチマチマと焼いてきましたが、これだとキリがないので焚火で一気に焼き払うことにしました。
ただし、近頃は一般に野焼きを禁じる自治体が増えていますので、福知山市の事情はどうなのかグーグル先生に問い合わせてみました。その結果

野焼きの注意
焼却「野焼き」の禁止
定められた構造の焼却炉を使用して、定められた方法で焼却する場合や、農業者による稲わらの焼却、宗教行事での焼却、軽微なたき火等公益上または社会習慣上やむを得ない焼却行為等の場合を除き、廃棄物(草・木・ごみ)を焼却することはできません。


>軽微なたき火等
よし、軽微だ(すっとぼけ)。
後はまあ、とっ散らかった庭先が片付いたらご近所さんもすっきりするだろうから公益になるとか言い訳してみます。

という訳で開始。午後から風が強くなるパターンがこれまで多かったので、思い切って朝の6時過ぎから始めてみました。
20160313_02着火準備
丸めたティッシュを種火に、段ボールで火勢をキープしつつ細い材から太い材へと火を移していきます。
20160313_03着火
何事もなく炎上中。
こちらに来るまで一人で焚火などした事も無く、ロケストで火を安定させるまで30分ほどもモタモタしていたものですが我ながら随分と慣れたものです。

20160313_04ロケストと焚火
御役御免のロケストと焚火の図。
御役御免といいつつも、今後も不要な紙類とか溜まればちょちょいと燃やすかもしれませんし。
いずれは設置するであろう薪ストーブの防火壁に流用する予定です。

いやしかし、焚火って暖かいものですねえ。ロケストだと耐火レンガの断熱性能が高すぎて、凍えながら火を燃やし続けるという訳の分からない状況でしたよ。
そしてこれだけの熱量を鉄なり鋳物なりの本体に蓄熱して放射するわけですから、薪ストーブが暑いくらいに暖かいというのも理解できます。

処で。
こうやって焚火なんかしていると隣近所から苦情がくるだろうと思われる方も多いでしょう。実際自分もそれを危惧しまして、何か言われるまでに少しでも多くの廃材を片付けるべく早朝から始めたりと小細工を弄してみたりしたんですが。
20160313_05ご近所さんも
むしろご近所さんが積極的に燃やしに来るスタイルでした。

火力が安定してしまえば、湿っていようと太かろうとどんな木材でも速攻で燃え始めます。
20160313_06生木も
たとえ生木でも。
枝が絡まるほどに込み入った庭木を容赦なく間引きしては焚火へ投入しました。

空いたスペースには、適宜果樹とか植えていきたいです。
切り株は残っているためこのままだとひこばえとか生えてくるので、それをまず何とかしないといけませんが。
薬など使わず枯らす方法とか調べてみます。

そんなこんなで夕方まで10時間近くも焚火を続けた結果。
20160313_07すっきり01
20160313_08すっきり02
20160313_09すっきり03
すっきりしましたよー!
室内に残してた端材も、用途が決まっているもの以外は思い切って燃やしてしまいました。
段ボールの山も一掃して、ただでさえ持て余していたスペースが更に広がりました!・・・おや?

ロケットストーブ作成

突然ですが、ロケットストーブを作ることにしました。

田舎暮らしや小屋暮らしではもはや定番と化して説明するまでもありませんが、ざっくり申し上げれば
・燃焼効率が良い
・灰や煙が少なく排気がクリーン
・高火力
を特徴とした燃焼装置です。
少ない薪で高火力を得られるので、木材が不足する国々で近年普及が広まっているそうで、また日本でも東日本大震災を機に知られつつあります。

自分の場合は調理器具代わりとか燃料代の節約とかが目的ではなく、庭のあちこちに産材する廃材を焼却する為ですが。
20160216_00庭の廃材

ロケットストーブ(以下ロケスト)の作り方としてはペール缶で作ったりレンガで作ったり、最近はアウトドア用品として製品販売されてたりするそうですが。
以下の動画を参考にして、簡単に組み立てたり片付けたりできるレンガを使ったロケストを作ることにしました。
How to Make a 16 Brick Rocket Stove


購入した耐熱レンガSK-32。
20160216_01レンガ購入
通常サイズが15個、厚みが半分の半片が1個の計16個を使用。
ただし通常サイズ1個を半分に割る必要があります。

レンガを綺麗に割るための新兵器。レンガタガネ。
20160216_02レンガタガネ
鉛筆で墨付けして
20160216_03墨付けk
先ずは軽ーく金槌で叩いてうっすらと溝を掘ります。
20160216_04軽く
それからガツンと叩くんですが。ヘッドが1kg以上ある重たいハンマーがあればいいんですが、自分ヘナチョコなのしか持ってないので。代わりに農作業で杭を打ち込んだりする木槌を使いました。
20160216_05金槌と玄翁
それでまあ思ったより簡単に割ることが出来ました。
20160216_06割れた

後はもう単純に組み上げていくだけです。
一段目。半片が火床になります。
20160216_07一段目
二段目。一段目と互い違いになるように。
20160216_08二段目
三段目。
20160216_09三段目
そして四段目。これで完成です。
20160216_10四段目

ここまでは問題ないんですよ。
今まで自分で焚火とかしたことが無いのがネックでして。誰か他の人がやってるのを見てるだけでした。
20160216_11着火
それでもなんとか着火に成功。
20160216_12上から炎
煙突口からも景気よく炎が上がってます。
消火用水もちゃんと準備してます。
20160216_13消火水

が。
結構扱いが難しくて、用水なんか無くてもちょっと油断したら即座に火が消えてしまいます。
こまめに薪を投入したり、薪の位置も手前過ぎず奥過ぎず調整したり。
投入口=吸気口を塞がないようにするのも肝心のようです。
あとは火が弱ってきたからと扇ぎ過ぎて吹き消してしまったり。

今日一日で五回くらい火をつけ直さなければなりませんでした。
これは練習が必要ですねえ。

20160216_14投入口
コンクリブロックを置いて、薪=廃材と床の間に隙間が出来るようにしてみました。
これで結構火の大きさが落ち着くようになったと感じました。

20160216_15熱くない
ある時ふと気付いたんですけど。
流石は耐熱レンガ。火口ぎりぎりまで全然熱くないです。
床下の断熱をしっかり施せば、屋内にも設置出来そうです。薪の投入が頻繁だし火の粉も飛ぶので実際には難しいでしょうが。

日が落ち始めた所で、丁度材が燃え尽きたので終了。
この火を使って調理すればいいんでしょうが、火の面倒を見るのに手一杯でそんな余裕はありません。
まあボチボチ慣れていこうと思います。
20160216_16鎮火後
水をかけてレンガが割れたらイヤなので、投入口をブロックで塞いで灰や消し炭(結構出た)が飛び散らないようにしておきました。

明日からは、場所を少しずつずらして毎回ロケストを組み上げるつもりです。灰や消し炭を庭一面に満遍なくバラ撒いて、畑を拓く前の土壌改良を兼ねようかと。
今日燃やせた分の数十倍はまだまだ廃材が残っているので、当分は火遊びが続きそうです。

20160216_17桜早咲き
ふと気付くと庭の桜がちらほら開花してました。先週末の暖かさで勘違いしたんでしょうか。
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